カテゴリ:金融資産運用
●TTSとTTB まずは確認事項:外貨とは>>よその国のお金です。 なぜ外貨建て商品があるのか>>日本より金利の良いよその国は魅力がある。日本円と外国のお金を交換する時の比率は、刻々と変わるものなのでその比率によっては、円と外貨とを交換するだけでもうかることがある。 TTSとは、日本円を外国のお金に換えるときの交換比率 TTBとは、外国のお金を日本円に戻す時の交換比率」 ※テレビのニュースで伝えられている「為替レート」では、個人は外貨交換できません。あの交換レートに交換所の手数料を加味した金額で、実際には日本円を外貨へ両替します。 通常銀行で米ドルを両替しようとすると、手数料が1ドルにつき1円かかります。 例)為替レート 1ドル115円 銀行手数料 1ドルにつき1円 私、1000ドル分日本円を交換したい! >>> 1000ドルx(115円+手数料1円)=116000円が必要 例)日本円 → 米ドルに両替した後、米ドル→日本円に再度換える。為替レートは変化なく1ドル115円 銀行手数料1ドルにつきまた1円 私、手元の1000ドルを日本円に交換したい!>>>1000ドルx(115円-手数料1円)=1140000円が手元に戻る つまり、円から外国のお金に換えるときに手数料がかかり、外国のお金から円に戻すときにも手数料がかかります。両替のタイミングでお金が儲かる(為替差益といいます)のは、手数料以上に為替が動いたときに限ります。 先ほどの例だと、ドルから円に戻すときに、為替レートが1ドル=117円に円からドルに換えるときより円安(1ドル115円→1ドル117円の状態を円安といいます)になると・・・1000ドルx(117円-1円)=116000円 となり最初の元でと同額が戻ってくることになります。 円高・円安についてのもっと詳しい説明はこちらを参考にして下さい。 ●外貨預金 外貨預金は普通の日本円でする預金と同じ仕組みです。定期預金であれば、予め期間が定められ金利が確定しています。定期預金開始時(実際には円→外貨へ換金時)と定期預金終了時に円安になっていれば、為替差益でもうかります。 ただし中途解約ができないので、定期預金満期時に円高になってしまえば、為替差損になります。場合によっては、利息分を吹き飛ばすほど為替で損することもあります。 利息には20%の税金がかかります。これも日本円の預金と同じです。為替差益は雑所得として確定申告をします。 ●外国債券:とりあえず、名称を覚えましょう。どれがショーグンでどれがサムライか程度は区別がつくようにしましょう。 ●外貨建てMMF こちらは外貨版公社債投資信託です。原則証券会社での取り扱いです。投資信託ですから、金利は予め確定しているのではなくそれまでの運用実績です。為替手数料は外貨預金に比べ安いです。いつでも換金可能なので、為替レートを見ながら為替差益を狙うチャンスが増えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月04日 07時23分31秒
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