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カテゴリ:ネパール
皆さんこんにちは。
まだカトマンズにいます。 結局、色々調べてみたところ、 ギャネンドラ前国王が失脚し、マオイスト(共産党)が 第一政党として政権を奪取してから、 「オーバースティはヴィザ代US$30+罰金US$3/1日、 キッチリ国境で支払って頂きまっせ!!」という 規制がきちんと出来たというはなしで、 仕方が無いので$30払って今月1日で切れるはずだった 私のネパールヴィザを更新してきました。 んで、 舞台はまたしても「魔窟」印度大使館。 今日は待ちに待ったK子のインドヴィザ取得日でした。 いつもの通りセキリュティーチェックを済ませて 順番待ちの整理券を取って施設の中へ。 番号は「27番」。 何とか今日は門前払いを喰らわずに済みそうです。 それにしても、いつものことながらコイツらの仕事っぷりは 田舎で畑仕事に行くおばぁちゃんが漕ぐ自転車よりも遅い。 待つこと約2時間。 ようやく27番の番号が、窓口上の電光掲示板に現れ、 「やれやれ」と言いつつ、ヴィザの申告用紙片手にK子が席を立ちました。 「ふぅ~、やっっっと、これでインドに行ける」と安堵しながら、 ベンチに腰掛けて見ていると、何やら窓口でもめているようで、 傲慢そうなヒゲのインドオヤジとK子がしきりと話し込んでいます。 暫くすると、不機嫌そうな表情でK子がこっちを振り向き 「何だか知らないけど、建物の中に来いって」と言います。 何やらのっぴきならない事情でもあるのか、 とりあえず、一緒にイミグレーション施設の中へ入ってみることにしました。 裏口のようなところから中に入ると、意外とゆったりした広さがあり、 中からは全然気付かなかったのですが、リビングのような場所で チャイを飲みながら5、6人程の木っ端役人どもが 如何にも「暇だぁ~」といったカンジで歓談しています。 ちなみに、今日窓口にいる職員はたったの3人。 「そんなに暇なら手伝ってやれ」と言ってやりたいですが、 「手伝う」という言葉、及び概念を知っているかどうかも 微妙なラインなので、やめておきました。 さて、入り口を入って左側に入ると、申告用窓口のちょうど 裏手側に当たる場所で、先程の傲慢そうなヒゲのインド人が ソファーにふんぞり返って「近こうよれ」と手招きしています。 「何事か?」と近寄ってみると、眉間に皺を寄せながら 「前回のインドヴィザのコピーを見せろ」とヒゲのオヤジは言います。 「はぁ?前回のヴィザ?」 前回も何も、K子がインドに行くのは今回が初めて。 見せようにも、無いものは見せようがありません。 「さっきも、窓口で『インドは初めてだ』って言ったのに、 何でか、コイツが分かってくれないわけさ~!!」 とのことです。とりあえず、「彼女はインドは今回が初めてだから、 それでここにヴィザを取りにきたんだ。分かるか?」といっても、 何やら濃い眉毛の隙間に益々皺を寄せて何やらブツブツ言っています。 そのとき、ふと思いました。 「コイツ、賄賂が欲しいだけなんじゃねーか?」 提出した書類には不備は全くないはずだし、 パスポートの残存日数なども、何の問題も無いはずです。 なのに、何が気に食わないのか、書類を見直してはブツブツと 難癖をつけようとしてくるヒゲオヤジ。 どうも、相手が日本人、しかも女だからって、 甘く見ているような気配が濃厚です。 俺の導火線は長くない~♪ 「だからインド初めてでヴィザなんて持ってないっつってんだろ!? だからココにいるんだろ!!何でわかんねーんだ!?」 と怒鳴ってやって、ようやく手元の書類に、 職員側の必要事項を渋々書き始めました。 しかし、その間も 「オマエは東京から来たのか、大阪から来たのか?」 「そこに『沖縄』って書いてあるでしょ?」 「じゃあ、沖縄っていうのは東京の何処だ?」 「はぁ?沖縄は沖縄だよ、東京じゃない!!」 「そうか、じゃあ沖縄は東京と大阪とどっちに近いんだ」 「いや、どっちからも遠い。日本で一番南の島だよ」 「そうか。で、東京と大阪のどっちに近いんだ?」 「だーかーらー!!」 「オマエたちは結婚してるのか?」 「いや、まだだけど」 「じゃあ、オマエは彼女のことが好きじゃないのか?」 「はぁ?何でそうなるんだよ!!」 「じゃあ何で結婚しない?」 「別に、オッサンに関係ないじゃん!!」 といった具合で、延々と全く関係のない質問を浴びせかけてくるので、 ただでさえ遅い仕事が益々捗らなくなっています。 不毛な会話を幾つか強制的にやり取りさせられて ようやく解放された頃には、まだ午前中だというのに、 一日の仕事が終わったかのような倦怠感に包まれていました。 ちなみに、午前中はヴィザ申請の確認&ヴィザ代入金。 今から1時間後に、もう1回大使館行って、 ヴィザを受け取らないといけないんですよねー。 あーーーーー、めーーーーんどくーーーーーーーーせーーーーーー。 またあのオヤジに絡まれないことを祈るばかりです。 さてさて、そんなカンジで、 丸々1ヶ月を過ごしたネパールとも、いよいよ明日でお別れです。 ちなみに、カトマンズでは無線LANを使う為に、 毎日宿の近くの「グリーンオーガニックカフェ」なる、 私には死ぬ程似合わないであろうオシャレな場所で、 ロイヤルミルクティーやらヒマラヤコーヒーやら、 これまた私に死ぬ程似合っていないであろうハイカラなドリンクを オーダーして、キーボードに向かっていたわけなのですが、 そんなオシャレ生活も今日でお別れ。いやー、名残惜しいですな。 明日朝一のバスで9時間かけて国境の街スノウリまで行き、 そこで1泊、翌朝国境を越え、再び長距離バスで インドの聖地バラナシへ向かいます。 実は今回のネパール。 どうもあまり人とは縁がなかったらしく、 行く先々で不快な思いをすることが多かったのですが、 それでも、間近で望むアンナプルナの8000m級の山々は、 雄大で神々しいまでに美しく、今までの旅してきた中でも、 もっとも印象に残る景色だったといっても過言ではありませんし、 安くて美味しい日本食やスウィーツにもたくさん出会うことが出来ました。 まだまだ、登りたい山や、ラフティングで下ってみたい川も たくさんあるので、ネパールにはまた来ることになるだろうと思います。 次はいいことがたくさんあるといいですね。 チクショーーーー!!!!また来るぜ、ネパール!!!!! 明後日からはインド人との戦いの日々です。 負けねー。 にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑ 「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、 クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * * 今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、 堀明則さんのブログです。 香港で起業した社長の和僑のススメBlog その堀氏が経営する会社のサイトです。 【ホープウィル投資管理株式会社】 マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業 Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd. +++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++ 国際電話低料金サービスをご提供しています。 こんな方に・・ 「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」 「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」 ◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します! ◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます! お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼ http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202 +++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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