私の給湯室『きまぐれ』

四肢麻痺の父上を看る私達家族が一番に気にする・・というか

ま、介護の基本なんだけど

気をつけているのは『蓐瘡（じょくそう）』

体位変換は母上が頻繁にしているし
朝昼晩のリハビリのメニューはしっかり運動になり、血のめぐりも良い。
毎日欠かさずたっぷりのお湯に入浴し、清潔にしているし
家庭科検定１級の母上の料理は栄養も満点だ。

しかし
悲しいかな
私のこの弱い皮膚は父親ゆずり。
本当に荒れやすいしカブレやすい。

先週
大沢木家御一行は２回目のリハに北海道へ行っていた。

北海道・・
やはり遠いのがイタイ。

空港で待つこと３時間。
専用車椅子に専用席と移乗が多い。
介護慣れしていない・・というか、しらない係員による移乗。

これはいただけない。

父上は北海道に１週間居た間にじょくそうを作ってきてしまった。

帰宅１日目は直径１センチ足らずだったじょくそうが
いまや直径３センチほどになる。
四肢麻痺とはいえ、
日々の在宅リハの成果で‘全身の感覚’がかなり戻ってきている父は
お尻にできたこのじょくそうの痛みがしっかりわかるらしい。

せっかく北海道まで行って習ってきた新しいリハも
その痛みによって帰宅後は全くできずにいる。

前回北海道に行った時も同じところに蓐瘡ができたんだよね。
ま、前回は２月だったから
吹雪で飛行機が遅れたりして空港で１０時間以上足止めをくらったらしいけど。
あ！そうそう！
その時の話。
頚損の人にはよくあることなんだけど
長い時間座った姿勢でいると（足を下げたままでいると）
低血圧になってしまうわけ。
ひどいとそのまま気を失ったり・・と大変な事になるんだけど
父上は
その前の段階・・頭が痛くなって気分が悪くなる・・状態になったわけ。
で、
どこか病人とか障害者用の
身体を横に出来る場所はないものかと職員に聞いたんだけど・・・
そんな場所はないらしい。
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空港って
たくさんの人がいるじゃない？
急に体調が悪くなっても休憩室とかはないんだって。
なんか・・驚いた。
さすが‘福祉途上国’の日本の空港だな・・と痛感。

この１０時間座位で蓐瘡が出来てしまったんだったな。

今回は、夏で吹雪というアクシデントはないだろうし
蓐瘡対策クッションは持っていくから大丈夫・・・のハズだったのに・・・・

結果は残念。


さて、
蓐瘡ができてしまっての方法。

在宅ケアの人や、訪問の看護師さん、又は、お医者さんなどに何度も聞く・・・
しかし‘これだ！’って方法はないみたいね・・・
特効薬なんてのもないし。

「やっぱり乾かしたほうが治る」というケアの人もいるし
「キズから出る汁は拭いたほうがいい」という医師もいれば
「キズから出る汁こそ治りを早くする物質だからそのままで」という医師もいる

どうしたらいいんだろう？？


というわけで
私の支持するやり方は
『キズパワーパッド』
要は
‘キズから出る汁の力’を利用するわけだけど。
（だから３番目の意見を支持ってことかな）

太郎が交通事故でおでこを切った時も
医者でもらった薬よりも何よりも治癒力があったんだもん。
私が虫刺されの傷を掻きむしってキズが悪化した時も
なかなか治らなかったのに
キズパワーパッドを貼ったらあっという間に治ったもんね。

すごいよ！！バンドエイド社！！
素晴らしいよ！！キズパワーパッド！！

価格が高いのがチョットなー・・なんだけど

やってみよう！！コレで！！