吉野ヶ里遺跡
吉野ヶ里遺跡は700年続く弥生時代における日本最大規模の環濠集落遺跡です。丘陵地帯にあるので物見櫓に登ると周囲の町々がよく見渡せます。北側の背振山の向こうは伊都国です。 城柵と環濠 北墳丘墓ここは本物の遺構が露出展示されています。一部はガラスを張りその上を歩くことができ甕棺を間近にみられます。14基中6基から歯と骨片が出土したそうです。 弥生時代前半から中期の埋葬と考えられる。大型の甕棺、大人用(子供なし)銅剣や管玉、絹など高い身分を示す副葬品が出土していることから被葬者は歴代の首長など身分の高いものと考えられる。吉野ヶ里遺跡からは甕棺墓3100基以上に対し、時代身分の差などにより埋葬方法が異なる墓が400基以上見つかっている。他の埋葬方法は土杭墓・木棺墓・箱式石棺墓など