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そっちかい!(←昨日のツッコミ)
避難民も町の公共施設が使えるというので 図書館に行ってきました♪ 小さい図書館だったけど 地元で常に貸し出し中だった本が これでもか!ってあって嬉しいよん 早速、前々から気になってた 「小さいおうち」借りてきましたん 以下、ネタバレいきますけど 携帯からだと字の反転も出来ないし 行間も上手くあけられないので ネタバレ、ダメ絶対!な方は ここで離脱してくださいませ ではでは~ 直木賞受賞作のこの小説 戦前から戦中にかけて 若くキレイな奥様にお仕えした女中さんの思い出話…ということで それだけなら別に読みたくもなかったんですけど(おい!) 私が気になったのは 「世界を閉じ込めた家の中で、 秘密を抱えて暮らした、わすれえぬ日々。」 という帯の一文と カバーに描かれた 窓辺で手をつないで立っているふたりの女性のイラスト! 腐った私の脳が 「コレはアレじゃないっすか!」と ガンガン警鐘ならしてんだもん! そりゃ読まないと!ってなりますよ(笑) あ、内容が違った時の保険で まずは図書館で…ですけどね んで読んでみたら これがドンピシャ!(笑) もー女中のタキちゃんが どんだけ奥様の事が好きなのか 痛いくらいに描かれてましたよん もちろん作中にそんな直接的な描写はないし 最後の方でタキちゃんの甥っ子が 「大伯母は、あるいは、この美しい人妻に、恋をしていたのかと。」 と、心情を語ってはいるけど すべては曖昧なまま終わってるんだよね~ でもね タキちゃんの思い出話の部分読めば読むほど 自分の気持ちを押し殺して …っていうより 自分の気持ちに気づかずに 主人にひたすら仕えるって辺りが わかりやすく言うと 北岡法律事務の日常を ゴロちゃん目線で描いたようで~♪(笑) 先生が令子さんに夢中なように 奥様が年下の青年に夢中でさ それでも秘書も女中さんも主人にひたすら仕えるって辺りが(キャッキャ) 私の腐ったセンサーをビンビン刺激してくれて~♪ 間違いなくこれは上質な百合物語です!って断言ですよん なんか久しぶりに 「読みたかった本が読めたー」って 満腹満足でありましたん♪(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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