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僕はカラオケに行っても、全く知っている歌がなく、本当に困るんだけれど、その理由は明快でジャズしか聴かないからだ。といって、特に他の音楽を毛嫌いしているわけではなく、単に知らないのと、仕事とジャズで精一杯で他のジャンルの音楽を聴く時間がないことがその原因である。そんな僕でも、たまにはゴリゴリのジャズ以外のものも聴いているんだということで、今日はちょっとジャズとは毛色の違うアルバムを(といっても半分はジャズなんだけど)。
ロイ・ネイザンソンはラウンジリザーズというかなりカルトな、でも一部で熱狂的なファンを持つバンドのサックス奏者だ。その彼が、ゲストにエルビス・コステロ等を迎えて録音したアルバムがこれ。お気に入りのBarが火事になっちゃうというストリーをコンセプトに全編物語風に構成されたアルバムで、なかなかの出来のアルバムである。 普段聴くジャズと違って、ボーカルが多く、アドリブがすごいとかいうポイントを聴くアルバムではないけれど、多彩なミュージシャンが参加していることで、アルバム全体が非常に変化に富んでおり、聴いて飽きない非常によく出来たアルバムだと思う。 アルバムのハイライトは2曲に参加しているエルビス・コステロで、僕にとってはあまり聴く機会のないミュージシャンだけれど、本当に個性的ですばらしいと思う。こういうのを聴くと本当はポップスも聴いてみたいなとも思うんだけれど、性格的に何事にもドップリはまりたい人なので、いまいちそっち方面に進出する勇気がないといったのが実情である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年06月05日 21時55分21秒
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