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LOVE室戸!土佐!地球!610clubむろとくらぶ/夢の展示「室戸美術館」blog

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610nishimoto makoto

610nishimoto makoto

2011.05.12
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カテゴリ:室戸美術館
手づくり美術館「室戸美術館」について
●室戸美術館。これは美術館のない室戸に作品との出会いの場をつくる、アートの心を育むプロジェクトです。
●今借りている建物は金剛頂寺さんが協力してくれています。ご協力に大変感謝しています。
●身近に作品とあえる場所が無いことは、子どもたちの文化感覚の成長にとってある種の危機ではないかとも考えます。アートで町をより元気に。室戸美術館計画の趣旨のひとつです。
●「室戸美術館」などと言っていますが、「室戸に美術館が出来たらいいな」と希望を込めて活動しています。公立でもなんでもない私設のものです。出来ることからやってみようをテーマに月1回開館している、カゲロウのような美術館です。だから開館時以外、会場に作品もありません。
●お金をかけて町に新しい施設をつくったり、建物を建てたりすることは必要ないと思います。すでにある空き家や建物を利用して、作品との出会いの場は創れるのではないでしょうか。
●室戸美術館は「室戸の元気をもっと創りたい」610club(むろとくらぶ)の活動の一環です。
●室戸市立図書館の3階に展示のためのスペースがあります。すでに書道の作品や鯨に関する展示があり、河田小龍(坂本龍馬にも影響を与えた)の作品もあるそうです。司書さんに頼むと無料で公開してくれます。





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Last updated  2011.05.14 13:55:33
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2011高等学校美術教育 全国大会発表1   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
2011高等学校美術教育 全国大会
美術館のない町に美術館を創ってみました

―「室戸美術館」美術教諭の立場から地域に対して出来ること―


高知県       
高知県立室戸高等学校
西本 誠

1.はじめに
「室戸美術館」と称し、手づくりの美術館を行っています。開催は毎月一回。ご協力いただける作家さんに作品をお借りして民家に展示。地域の方に見てもらっています。私の勤務校のある室戸市は高知県の東端に位置し、県庁所在地である高知市から東へ約80キロ。市の人口約1万7千人。室戸高校の生徒数は216人です。「室戸美術館」は美術館のない室戸に作品との出会いの場をつくり、アートの心を育むプロジェクトです。作品点数は最高時33点。敷地である民家は、八畳程度の部屋が4部屋に広い土間があります。平成23年5月の段階で開館8回を数え、ご来館者延べ人数は300人を超えました。次回の開館予定は平成23年6月26日です。(なお、本計画の起こりについては平成22年神奈川大会文書発表に詳しく掲載)「室戸美術館」現開催地は高知県室戸市新村2477です。

(2011.06.25 07:06:48)

2011高等学校美術教育 全国大会発表2   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
2.協力作家・展示作家等のご紹介
室戸美術館はご協力いただいている皆様のおかげで成り立っています。 感謝申し上げます。
 現開催地提供・金剛頂寺様。吉良川ひな祭りイベント時、開催地提供・山田勝利様。開催候補地提供・クスミ家具店様。現開催地については、町の元気作りを頑張って来た生徒さん(現在、室戸市役所勤務)に「金剛頂寺さんから家を貸与いただける」という話を届けてもらった事に端を発します。
協力作家・展示作家(50音順)、石井 葉子様(作家)、岡崎 壮様(とんぼ玉作家:内原野陶芸館所属)、郭 伝コウ様(地球人kakuさん)、佐藤 孝洋様(絵画作家:白日会 会員)、島村 立法様(絵画作家)、細木 康平様(デザイナー、作家)横田 章様(作家)、横山 博至様(銅版画家)。
(2011.06.25 07:19:27)

2011高等学校美術教育 全国大会発表3   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
3.高知県美術工芸一斉調査に見る懸念と展望
2010年度に高知県下の高校美術・工芸選択生徒、一斉に「美術、工芸に関する意識調査」が行われました。調査の一例として「あなた自身、またはあなたを含めた家族で日頃、美術、工芸に親しむ機会はありますか?」との問いに「ある14%」「たまにある29%」「全くない57%」との回答。「ある・たまにある」と回答した生徒の中から、具体的な機会の回答として「美術館へ行く」と回答した生徒は417人(調査全体2100人の19.8%)。県下各校の調査結果をみると、美術的体験の機会として「美術館」を選択した生徒が多い学校は、県立美術館を含む高知市近郊。中心市街地以外に作品と触れ合う施設は乏しいので、高知市や南国市の高校を除くと「美術館へ行く」数字は大幅に下がります(室戸高校は12.9%)。ちなみに室戸高校から一番近い美術館までの距離は51.5km、所要時間は1時間43分です(筒井美術館)。室戸の子どもたちにとって、身近に作品とあえる場所が無いことは、文化感覚の成長にとってある種の危機ではないかとも考えます。そこで、とりあえずやれることからやってみようと行動した結果がこの「室戸美術館」でした。室戸市において国道沿いに「美術館」という看板が月に一度でも道路に踊る。このことが町に住む人へのアート・イノベーションになれば良いなぁと期待します。室戸美術館を訪れ、「初めて美術館と名のつく場所に来た」と言う親子もいるため、今後美術工芸調査をする際には、少々だが数値に変化をさせられたことになるかも知れません。
(2011.06.25 07:20:22)

2011高等学校美術教育 全国大会発表4   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん

4.来館者の声
「高知市まで行かないと(室戸市から車で2時間)、このような美術品は見られない。有難い」「もっと色々な作品を見てみたいと思うようになった」「この地でこのような催しをやってくれて嬉しい」他にも出張展示をしてみないかという声や励まし、町の情報も様々聞かせていただけます。
(2011.06.25 07:22:04)

2011高等学校美術教育 全国大会発表5-1   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
5.室戸という地域に寄せて
私がこの地域のために何かしたいと思うようになった大きなきっかけとして、5年前の2007年室戸高校野球部のセンバツ甲子園出場という出来事があげられます。その際、応援旅行団の団長を命ぜられました。地域の方や生徒さん等、応援を希望する皆さんの旅行の手配、バスの配車などを行いました。室戸高校野球部はベスト8まで勝ち進み、応援旅行団のバスは延台数160台。スタンドに来てくれた方の総数は約1万5千人でした。様々な失敗や困難もありましたが、周囲の先生方や頑張る生徒たち、地域の方々に温かく支えていただいたことが深く心に残りました。室戸は応援賞日本一もいただくこととなりました。その後PTAの担当長を4年間させていただき今に至ります。今も変わらず地域の皆さん、保護者の皆さんに支えていただく日々です。もっとこの町を知り、役に立てればと思うようになりました。 (2011.06.25 07:25:17)

2011高等学校美術教育 全国大会発表5-2   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
私が採用になった年度に退職された美術のY先生は「新しく赴任が決まった時、その町のことや人を知りたいと思った私は、まず野山を見に入る。野山に人を創るヒントがあるんだ。」と言われていました。私もY先生に習い室戸の自然をうろうろしました。そこには弘法大師・空海や室戸の地成立にまつわる史跡をはじめ、美しい海山、人々の営みがありました。鯨やマグロを獲って町を支えた人々。土佐備長炭を焼く人。文化や祭りを引き継ぐ人。子どもを育て育む人。旨い海産物を届ける人。様々な頑張る人で町は出来ています。
 昨年、室戸は世界ジオパーク申請の国内候補地に選ばれました。室戸の持つ、地質学的にも珍しく美しい海岸の岩礁がトレードマークです。大地が出来上がる最前線が具体的に見られる、世界でも類まれな場所です(アラスカと室戸くらい)。室戸は本年秋の世界ジオパーク認定を目指しています。ここでも日夜必死に頑張っている方々がいます。おかげで「海と大地と人が出会う町・室戸」の良さは、今まさにどんどん掘り下げられています。(世界ジオパーク認定現地審査は7月12~15日)
(2011.06.25 07:26:17)

2011高等学校美術教育 全国大会発表6-1   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
6.嬉しい町のArtな動き
著者自身が行ったものではないが、心に留まる室戸のArtな動向を報告します。
【手づくり美術展「郷保育所であい博」の開催】平成22年11月4日~ 6日、郷保育所にて開催された。私の娘がお世話になっている保育所。この手作り美術展の特筆すべきは、園児にアートの心を届けたいという先生方の気持ちが原点にあり、先生方、保護者、地域の皆さんによる「大人の作品展示」をメインとして行っているところ。絵画・陶芸・工芸・書道・ファッションデザイン・立体などなどおよそ60点。大作が並ぶ景色を見た0歳の園児がホールに入った瞬間「ウワァー!ウワァー!」と絵を指さして感嘆の声を上げた。「理屈ではないんだ。感性の芽生えなんだ」と園長先生。「自分たちにできること」から出発しばっちり展覧会に仕上げられていたこと、子どもに芸術の心を届け、地域の人々の心をつないでいる取り組みに正直感動させられた。
【室戸発!町のデザインをがんばる人々・山本清衣さん】山本清衣さんは漁師を行いながら、室戸でデザインの仕事を成り立たせようと奮闘されている。室戸高校卒。東京でイラストレーターを経たのち帰室戸。室戸の鮮魚「無神経サバ」の商標をデザインしたり、国道沿い店舗の壁画を最近は手がけたりし、町に彩を与えている。「広報室戸」内で毎月、室戸民話の挿絵も手掛ける。
(2011.06.25 07:27:01)

2011高等学校美術教育 全国大会発表6-2   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
【室戸発!町のデザインをがんばる人々・細木康平さん】細木康平さんは室戸高校卒。現在東京でデザイナーとして頑張っている。土佐龍馬出合い博のイメージキャラクターデザインを務めた。むろとの日ポスターデザインや「むろと2000本桜の会」イメージデザインなども手掛け、郷里にデザインの風を吹かせてくれている。先日東京で個展も開催。
【自然写真家、室戸ジオパークに注目】「四万十・水の生い立ち」などを手掛けた、写真家の前田博史さんが室戸ジオパークを、自身の作品として現在多数おさめられている。私自身、現地で撮影している前田さんに遭遇した。時間は深夜3時(ふたご座流星群の季節。室戸は星空も大変美しく見えるのです)。「室戸は大地の美しさを誇っていい」と、町の皆さんに伝えるべき言葉をいただいた。
【むろとの日イベント今年も開催】提唱した6月10日「むろとの日」。昨年からイベントが始まった。今年は昨年よりパワーアップして、2日にわたり音楽祭などイベントが開催される。著者実行委員会副委員長。
【室戸市お宝美術展の開催】「室戸の各家庭に眠っている美術作品・お宝たちを一同に集めて展覧会を開こうと思っている」という情報を室戸市教育長からいただいた。室戸は坂本龍馬にも影響を与えた河田小龍に縁のある地でもあり、小龍の作品が多数残っている。見ごたえのある展覧会が室戸で開催されるのではないか。どんな作品と出合えるのかとても楽しみである。
(2011.06.25 07:27:37)

2011高等学校美術教育 全国大会発表7   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
7.今後に向けて室戸美術館として行いたいこと
【人と人との出会いの場でありたい】美術館計画に賛同くださる作家さんや作品を所有されている方にも共に活動をお願いできればと思っています。「この作品を室戸美術館においてみちゃろう」という方がいらっしゃいましたら是非御一報下さい。観賞者と作家、地域の方同士、作品を所有する人同士、交流が行えればとも思っています。来館いただく方から自作の展示を望む声も聞かれます。
郷土の歴史・文化・産業自然科学・町おこしのアイデア、そして皆さんの「夢」も募集しています。たくさんのエネルギーが交流しあう場所でありたい。そのように思います。

【様々な作品、表現と出合える場でありたい】現在は「人と自然、生きることをテーマとした作品」を中心に展示しています。もっと色々な作品が見たいという希望にも応え作品対流も行ってゆきたい。自身が毎年行っているグループ展(individualists展。平成23年第17回展は8月7日~13日。岡山にて。)を通じ、独立展や二紀会といった団体展所属会員の作品等も貸与いただくよう依頼をしています。他にも協力いただける作家さんの力をお借りして、様々な作品との出会いを提供したいです。
(2011.06.25 07:30:12)

2011高等学校美術教育 全国大会発表8   610club(むろとくらぶ) nishimoto makoto さん
8.おわりに
先日、見逃せない新聞記事に出会いました。「心の高田松原残そう/美術家グループ会長・熊谷睦男さん=陸前高田市」東日本大震災から2カ月頃の記事です(河北新報より。高知新聞では2011年5月29日掲載)。熊谷さんが会長を務める「彩光会」。仲間も被災し避難者も多数。多くの会員が作品も画材もなくなり、制作できる状態ではない。命を落とした会員もいる。心の傷はみな深い。「だからこそもう一度絵筆を握らせたい」と熊谷さん達は作品展を決意した。以下記事より。(作品展のテーマは何にするか。すぐ頭に浮かんだのは、景勝地として名高かった「高田松原」~津波の後は、わずか1本の松が残るだけになった。しかし、ここで育った者なら、誰の心にも緑あふれる絶景が生きている。津波の被災から立ち上がって、画家がやれること。それは古里の失われた風景をカンバスに再現することかもしれない。~「美術や音楽は、人に精神的な癒しを与えるためにある。人間の生活の中で、空気や水のようになくてはならない存在なんだ」)
私も頑張ろう。日頃支えて下さる皆様に感謝するとともに、熊谷さんをはじめその地を各地で頑張る・踏ん張る皆様にエールを送り、このレポートを閉じたいと思います。

【室戸美術館のサイト】 http://610nishimoto.web.fc2.com/murotobijyutukan1top.html

【著者のブログ・室戸の紹介や教育研究など】 http://plaza.rakuten.co.jp/610makoto/

【youtubeアカウント】119makoto
【Twitter・フェイスブック アカウント】nishimoto makoto
*パノラミオやPICASAでも検索いただけます。 
(2011.06.25 07:32:53)

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【このブログの紹介文】

高知県室戸の観光案内や町おこし・町の元気づくり・Art・教育の可能性追求・【【夢]がテーマのサイトです。

本サイトは、土佐の高知の室戸まちおこしクラブ、『610club(むろとくらぶ)』企画の一つです。

私たちの夢の一つは「室戸美術館」を実際に創ることです。

「子どもに笑顔を!地球に夢を贈りたい!!」これがメインテーマです。

おじいちゃん・おばあちゃん・おんちゃん・おばちゃん・学生さん・若人・ねーさん・にーさん・子どもたち。みんなの夢をみんなで叶えましょう!集え夢人(ゆめんちゅ)!!

そして、ぜひコメントをお寄せ下さい!

各企画や『夢』は皆様から頂く(コメント)エールで育ちます。

アイデア、勇気、応援、エネルギー、人脈、夢、なんでもお寄せください。

皆様のコメントが、土であり、水であり、太陽であり、種。

本サイトの展示作品、企画や「夢」達は育ってゆきます。

皆様で夢の華を咲かせてくださいますよう、お願い申し上げます。

がんばれ室戸!頑張れ土佐!頑張れ四国!頑張れ日本!頑張れ地球!

nishimoto makoto



なお本ブログは、毎年岡山県にて開催されている芸術展「individualists展」の広報ページを兼ねております。
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Comments

にしもと(ブログ管理者)@ Re:夢[甲子園・室戸高校野球](03/30) 、、、、あれこれ 書こうとしたけれど、…
610nishimoto makoto@ Re:室戸美術館の近況。2013年7月21日(日) 2013年7月21日(日)AM10:0…
西本誠@ Re[1]:室戸の人にみてほしいなぁ、この日記。(06/24) 母よりさんへ アクションをまた聞かせて下…

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