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カテゴリ:生活
静かな雨の朝です。雨の音を聞くのは好きなことのひとつ。植物の葉に落ちる音やコンクリートのスロープ、はたまた、屋根から落ちるしずくなど、微妙に違う水の通り道の違いを考えながら時間を過ごす。 夏の厚さの疲れが出てきている人も多いようだ。その一方で秋の行事はワラワラと始まり、家族はため息が多くなった。 今は父の仕事がとても忙しい季節で、帰りが夜中になっている。母の連続勤務が長くなっている。父は仕事だから、としょうがないことを主張するのだけれど、大抵バランスのくずれがしわ寄せになるのは私の時間だ。 こっちもため息だ。 誰かにとって後回しの時間も、ある人にとっては一番待っている最優先の時間だったりする。一人ひとり感じていることも考えていることも違う。 とても評判になっているというニーチェの言葉を読んでもらっている。とても有名な哲学者の言葉なのに、どっかで聞いたフレーズばっかり!そうなのだ。私もよく、そんなことを思っていた。 一日の終わりに反省しない・・・という言葉があって、夜、疲れた時にする反省なんてロクなことがないから、さっさと休めというのがあって、母はとても喜んでいた。 私は、精神が高まるほど繊細なものを喜べる、というのが気にいった。 昔から、えらい人も、普通の人も、よく生きようとしていたのだど思う。人の一生は短い。今の一瞬を納得できるように見つめて、自分が思うように過さないと、ほんと損する。 教えられる、というより、もともと自分が持っていた力に気がつく、というような本です。今日はどの言葉を読むか、楽しみだ。 超訳ニーチェの言葉 白取春彦編訳 ディスカバー・トゥエンティワン
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Last updated
2010.09.16 10:33:06
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