ゴールデン・ウイークも終わって皆様どうお過ごしですか。私は、昨日まで調子悪かった体が何故か快調。良くあるんだ、休みが続くと調子悪くして寝込んだりして、会社いくと治るの。仕事が好きってわけでもないのに。きっと体のリズムが休みになると狂って変になるのでしょう。だって、休みの日は8時起き。会社行くときは、6時15分起き、狂うはずだ。
こんな時は、すっきりノリノリ、ハードロック聞きたくなりますねぇ。【ディープ・パープル】「ハッシュ」は彼らのなかでは2番目に好きな曲。ちなみに一番好きなのは「バーン」かな。「ハッシュ」は1968年の初期の曲でボーカリストがロッド・エバンスという人で、シャウトするタイプのボーカリストではなく、丸く流れるような歌い方をする人でまさにジョン・ロードのオルガンとフイットしている。第2期のイアン・ギランから聞き始めた人は多分聞いてズッコケたのではないだろうか。しかし、この第1期私は好きです。ハードロックというよりは、アートロックと初期は分類されていたと思う。冒頭の狼の遠吠えからしてカッコイイ。リッチー・ブラックモアのギターは、第2期に比べると控えめに聞こえる。なんといっても良いのは中間部のジョン・ロードのオルガンです。スリル満点です。クラシックが基本にある人は違う。
一方、【クーラ・シェイカー】の「ハッシュ」。こちらも良いのです。驚きなのは、オルガンの音色がほぼ原曲を再現していること。1997年に再現できるなんて凄い、パクリというよりは、こだわりと考えたほうがいいと思う。ある種感動を覚えます。テクニックもジョン・ロードと比較しても差がない。違うのは、曲のテンポ、クーラ・シェイカーのほうが速くて、乗りがギンギンなのだ。ボーカルは、若干作為的に聞こえる、ロッド・エバンスの勝ちか。それから、気が付くのは曲の長さ、クーラ・シェイカーの方がスピード感があるせいか短く聞こえる。調べてみたら、やはりクーラ・シェイカーが2分54秒。ディープ・パープルは4分24秒でした。
どちらの「ハッシュ」も素晴らしいロックナンバーです。あえて軍配をあげれば、要所要所の高揚感と構成力でDEEP PURPLEの勝ちかな。(あくまで私個人の趣味ですが。)
(同曲比較別アーチストシリーズ、個人の趣味が出て面白そうなので定期的にやろうと思います。あなたの好みも教えてください。)
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