10月17日の第一夜の続きです。
NO10「見つめあう恋」
1967年【ハーマンズ・ハーミッツ】のヒット曲で有名です。(8月10日の日記参照)『ナウ&ゼン』でも「この世の果てまで」をカバーしています。ハーマンズ・ハーミッツは60年代アメリカではアイドル的な人気があったようです。軽いポップソングに仕上がっているリチャードのアレンジに脱帽。
NO9「トップ・オブ・ザ・ワールド」
明るい曲。日本で先にシングルカットされ大ヒット、飛び火し1年後アメリカでもシングルカットされ全米NO1ヒットになった。
NO8「タッチ・ミー」
カレン在命中の最後のオリジナル・アルバム『メイド・イン・アメリカ』からの曲。カレンは新婚ほやほやの時期でもあって、ゆったりとしていて、大人っぽい印象。歌詩も希望と期待に満ちている。
《踊りながら私に触れて、恋しているから、あなたを感じたいの。こんな風に寄り添っているととってもいい気持ち、私の心は舞い上がって、西海岸から東海岸まで飛んでいってしまいそう。》
いいですよね、こんな気持ちになれる恋って。私もせめて横浜港から、お台場あたりまで飛んでいってしまいそうな恋がしてみたいです。(笑)
NO7「涙の乗車券」
ご存じビートルズ、レノン・マッカートニーのカバー曲。スローバラードに仕上げていて、リチャードとのハーモニーの厚みが凄い。私は、オリジナルよりカーペンターズのほうが好きかもしれない。
NO6「ジャンバラヤ」
カントリーのスタンダードナンバー。カレンが歌うとカントリー臭さが和らいで明るく爽やか。日本独自にシングルカットされヒット。
NO5「オンリー・イエスタデイ」
油が乗りきっていた時期の代表曲。カレンのしっとりした歌い始めからリチャードとの絡みのハーモニーまで隙が見あたらない完成度100の構成。
《私は安らぎをあなたの腕の中に見つけたわ。世界一素敵な場所よ、人生は二人を待っているわ、だから私と一緒に歩んでいきましょう。最高の出来事はこれから、二人で体験することがたくさんあるわ。あなたを抱けば》
詩も気負いがありません。私生活でも充実していたのでしょう。
NO4「雨の日と月曜日は」
この曲、カラオケで歌ったことがあります。旨くは歌えたんだけど、宴会の浮ついた場にはそぐわないと察した私です。(笑)《雨の日と月曜日はいつも憂鬱》なんて、自分の世界に入り込まないと、気持ちよく歌えません。
NO3「遙かなる影」
全米6週間のNO1ヒット、カーペンターズの出世作。バート・バカラックの作品。ゆったりとしたスローバラード。1970年にこの完成度驚きです。歌詞もロマンチックで素敵です。
《あなたが近くにいるといつも急に小鳥たちが姿をみせるわ。きっと私と同じね、小鳥たちもあなたのそばにいたいのね。あなたが横切るたびに星たちが空から降ってくるわ。きっと私と同じね、星たちもあなたのそばにいたいのね。》
好きな人のそばにいたいというのは、人間だけではなくて小鳥も星たちも一緒ですね。(~o~)
NO2「青春の輝き」
《私は不完全な世界に完璧な愛を求めている。そして、おばかさんなことに、それが見つかると思っているの》
なんだ、これは私の事ではないか。(笑)愛に対する欲望は絶えることはありません。現実はけして、自分中心には回らない。分かっていながら、淋しさは消えません。完璧な愛に出会えると思っている私。
《私のポケットの中は夢や希望でいっぱいだけど、今夜は何ひとつ私をなぐさめてくれそうにないわ。一人として友達の姿もなく、希望にすがりついているだけの私》
泣けます。
NO1「イエスタデイ・ワンス・モア」
私が選んだカーペンターズのNO1ソングはこの曲です。日本では洋楽史上もっとも売れた楽曲だと言われています。
この曲もカラオケで歌えます。中間部の♪エブリィ、シャラララ、ウォウウォウウォウ、スティシャン♪の箇所になると、お店の女の子も一緒に歌ってくれたりします。それだけ馴染みがあって人気がある曲なんですね。
音楽の素晴らしさ、歌の素晴らしさを称えた名曲だと思う。
《若い頃は好きな曲がかかるのを待ちながらよくラジオを聴いていたわ。そんな曲がかかると、ニコニコしながら、一緒に口ずさんだものだった。》
《ここにあの歌の数々は戻ってきたわ。久しく会わなかった友達のように、私はどの曲も大好き》
《最高の想い出ばかりが鮮明によみがえってきて、泣きたくなるものさえあるわ》
カーペンターズが残してくれた、素晴らしい名曲の数々、私はどの曲も大好き。ここに漏れた曲も大きな差はありません。明日はまた、別の曲で私を癒してくれるでしょう。
カレンがいなくても、カーペンターズの曲は代々受け継がれていく、何年か置きに再びリバイバルヒットして新しい世代にカレンは永遠に生き続けると私は思います。
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