《英国出身のフュージョン・ポップ・ファンクバンド。シャカタクと並んで、英国を代表するファンク・フュージョン・バンドである。代表曲"Something about you", "Lessons in love"は米国でもチャートインするまでのビッグヒットとなった。「Level 42」の「42」はイギリスのジョークSF小説銀河ヒッチハイクガイドに出てくる生命、宇宙、そして万物についての答えをオマージュしたもの。なお、木村カエラのデビュー曲“Level42”とは無関係である。》~Wikipediaより
たまーに聴く【LEVEL 42】。このバンドもライブが見たいなーなんて思っていて、試しに検索かけてみたら、あらまぁ、本当に
来日公演が決まっていた。奇遇です。(笑)
公演日6月6日(日)~6月7日(月)ビルボードライブ東京
ビルボードライブ東京って赤坂でしょ。ここに出演するアーティストってそのイメージもあるかもしれないけど、アダルトで品のある人達ばっかりだな。【マシュー・スウィート&スザンナ・ホフス】も4月にここでやるのでチェックはしていたのだけど、諸般の事情で断念したところでした。
1日2公演で時間割からいって、たぶん1公演は1時間だろう。サービスエリア 9,000円、カジュアルエリア 7,000円ってその割には高いな。しかも2000円差で待遇は随分と違うぞ。カジュアルエリアは両サイドと最後方の貧乏人のためのフリーエリアという感じで、形見の狭い思いをしてしまいそう。なんだか【BLOW MONKEYS】見た、有楽町COTTON CLUBと雰囲気近そう。
と言うわけで、ポピュラーなロックをかしこまって聴く気分ではないので、今回はスルーしよう。(6月上旬出張が入るかもしれないというのもあるけど)
LEVEL 42は80年代の絶頂時、熱心に聴いていた訳でもなく、CDはこの2枚組ベスト集の『GOLD』しかありません。このユニバーサルの『GOLD』シリーズはリマスターされていて高音質だし、年代順に曲が並んでいるので、バンドの全貌をざっと振り返るにはとてもよいシリーズ物です。1980年から1998年まで全29曲入りです。
ニューウェーブの時代に出てきたバンドにしては、演奏テクニックは怖ろしいくらいにあります。
初期の曲もテクニックは超絶。シンセが入っている分ニューウェーブ期だなぁと察するぐらい。そしてマーク・キングのチョッパーベースは最強。その軽快なベースラインに乗っかるファンクなグルーブの楽しさといったら。。。【ワーグナー・ラブ】なんか、絶対この人達の影響受けていると思うな。
「THE CHINESE WAY」が一番好き。他には「MICRO-KID」「THE CHANT HAS BEGUN」「LEAVING ME NOW」「RUNNING IN LOVE」も好き。コーラスが美しい「SOMETHING ABOUT YOU」も、浮遊感たっぷりの「IT'S OVER」も、まったーりゆったりする「CHILDREN SAY」も、もちろんヒット曲の「LESSONS IN LOVE」も良い。【ジャック・ブルース】の「I FEEL FREE」なんかも入っているけど、【クリーム】よりも豪快なアレンジで楽しめるし。
いつか室内の
高級なクラブではなくて、野外の会場でジャムって欲しい。それが相応しいバンドであるし、実力を100パーセント出し切れる場はそこしかない。その時を楽しみにしたいです。
Level 42/Gold