優勝しましたね。李選手の決勝シュート、あんなに綺麗に決まったボレーシュート今まで見たことないです。(^o^)周りにオーストラリアのマークが1人もいなかったですからね。
今大会の殊勲は、川島のスーパーセーブとかザッケローニの好采配とか香川の突進力と正確なシュート精度とか色々とあるでしょうが、基本はチーム編成に26歳以下の選手を中心にしているというのが一番大きいのではないでしょうか。
身体の切れ、バネ、スタミナが一番ある時期の選手がチームの中心になっているし、チーム内の競争も活発。90分間の戦いで、休んでいる、明らかにへばっていると思われる時間帯が見られた事はあまり無かったように思う。
決勝戦では香川選手が居なくなったために、バランスが崩れバックパスや出所を探すようなシーンが見られてしまったものの、直ぐにメンバーを入れ替えて修正したザッケローニの采配は見事でした。
そして今大会着目したのは、運動量という要素。テレビ放送や新聞記事で1試合あたり何キロ走っていたかという記録が残されていました。いったいどうやって測定しているのだろうかと疑問に思いませんでしたか。まさか1人の選手を画面上で追って移動した回数をカウントしていくなんてアナログぽい測定はしていないと思うのですが。。。(コンピューターで移動距離を換算していくのでしょうけど)決勝戦では長友選手がダントツで15キロも走っていたらしいです。
この運動量という要素が語られるようになったというのは、つまりFWの選手も守備が出来なくてはいけないと言うことでもあるし、DFの選手も前線に攻撃参加しなければいけないという評価の基準が出来上がってきたという事じゃないかなと思うのです。これはつまりそういう戦い方をしないと世界で戦えないという。
そういった意味において長友選手あたりの凄さというのが、より理解されるようになってきたのは良いことですね。本田選手も守備が出来る選手ですからね。W杯南アフリカ大会前の日本代表とは、そこが根本的に変わったんじゃないかなと思うわけです。
個人技やフィジカルの強さよりも攻撃と守備の展開のスピードに活路を見いだしているように思えるのです。そしてそれが正しいという事をアジアカップカタール2011で証明してみせた。
このまま次のW杯まで順調にいって欲しいですね。
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