フジロック’10では同時間帯に、個人的にフェイヴァリットなアーティスト(エールとシザー・シスターズ)が被ってしまい参戦を断念したベルセバだった。そのリベンジを兼ねて満を持して単独公演に参戦。会場は新木場studio coastという最高の舞台。
後にフジロック’10でのステージをビデオで見てみたら、やはり素晴らしかった。若い男女のオーディエンスをステージに上げて楽しそうに踊らせるというパフォーマンスが見られました。
今回の来日は11人前後のメンバーで大所帯。編成は多くても、使用していた楽器はアコースティックなビオラやチェロ(?)だったので、音響はとてもクラシカルで清楚な雰囲気だった。
自分は丁度、照明&ミキシングブースの真横にいたので、全体の雰囲気はよく掴めた。音量はやや小さめだったものの、細かいニュアンスが聴き取れる素晴らしいものだった。そのブースのフェンスにもたれ掛かりながら聴いていた私。ハイネケンを一気飲みした後の気持ち良さもあって、まったり気分のウットリ気分状態でした。ちなみに、ミキシングブースの真後ろは前方に障害物のない絶好ポジションみたいです。ステージは全体を隅々まで見渡せるし、音的にもミキシングエンジニアになったかのような気分になれること請け合いです。
スチュワートの歌声は素敵だったし、サラ(?)のけして想像がつかない豊満な身体から発声する可愛らしさがシンクロナイズされる瞬間の至福感といったら、たまらない気持ちになってしまうのでありますw。
ああ、MCでスチュアートが曜日を間違えて(フライデイをサタデイと)言っていたのを、すかさず横のメンバー(ボブ?)からチェックされて笑いを誘ったりと、そんなほのぼのとした空気も流れていたなぁ。
そして、今回もお客さんを上にあげて、踊らせるというパフォーマンスが見られました。初めの曲の外人さんぽい女性はやらせっぽかったけど。2曲目の日本人の彼らはとても楽しそうでした。踊り終わった後にメダル(記念品)を首に掛けてもらっていましたね。
アンコールではビートルズの「Day Tripper」やTレックスの「ゲット・イット・オン」(ほほう、意外な曲が飛びたしたなと思った私)のさわり部分を演奏するという、サービスもあり。彼らもリラックスして楽しんで演奏している様子が見て取れました。
BELLE&SEBASTIANの音楽(ライブ)には、ラブとピースが存在しているということを、あらためて感じ取れた時間だったと思います。ハイ。(^^)