テーマ:航空業界(1760)
カテゴリ:飛行機
成田→コナ→ホノルル で帰ってきました。
ホノルル空港に到着し、荷物をまとめて飛行機から出てきたところで客室乗務員2人と年を取った女性のお客様が話をしていました。 で、そこを通り過ぎようとすると、、、、 私 「お疲れ様でした~、また次回よろしくおねがいしま~す。」 ヽ(´ー`)ノ 客室乗務員 「あ、お疲れ様でした、、、、shipさん、ちょっとこちらへ、、、」 (´ー`) 私 (゚Д゚;)「‥‥‥」 (何かクレームかな?) 客乗 「あの、この女性の方がお礼を言いたいと、、、、」 私 「私に? 何のでしょ?」 女性 「いつも国内線に乗ったときなんか、乗り心地が悪かったり、耳がツンなったりで気分が悪くなるのですが、今日のフライトは地上での移動もフライトも、とっても快適で乗り物酔いもなかったし、耳もツンとならなかったし、着陸もスムーズで、こんなすがすがしい気持ちでハワイに到着できるなんて思ってもいなかったので、今日のクルーの皆様に感謝しています。 乗り込む前までは、長距離のフライトだしきっと気分が悪くなるんだろうな、って思っていたんですよ。」 私 「それは、それは、ご丁寧にありがとうございます。これからも快適なフライトが出来るように心がけます。感謝の言葉を機長とエンジニアにも伝えておきます。」 と答えたのですが、、、、、 経路上で揺れなかったのは、気象状態が良かったおかげ。。。 耳がツンとならなかったのは、フライトエンジニアの与圧の調整が上手だったから。。。。 着陸がスムーズだったのは、たまたまコンディションがよかったからで。。。 このお客様がラッキーだっただけのような気がするのですが、、、、 もちろんフライトの度に「安全性」を確保した上で、「快適性」と「経済性」を追求し、より快適で経済的なフライトを心がけているものの、 毎回同じ経路、同じ目的地で長時間のフライトをしていると、たま~にですが、その単調さと疲れから集中力が低下し少しばかり「快適性」をないがしろにしてしまうことがあります。 あくまでも私の場合ですが、、、、 そんな中で、こうやってお客様から感謝の言葉をいただくと、改めて「快適性」の大切さを知ることができました。 ついつい業務に追われると忘れてしまうことですが、お客様の中には赤ちゃんからお年寄りまで、いろんな方が乗ってらっしゃいます。 皆様が安心して快適な空の旅をお楽しみになられるよう、日々心がけていかなければと思った次第です。 ブログランキング参加中、ご協力お願いします。 ↓をクリック プロフェッショナルな話題はこちら。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ e-FlightCrew.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.17 13:38:40
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