2011/12/10(土)20:58
山梨のなつかCMフェスティバル PART3
サッポロ一番みそラーメンの温かい味が、体に染み渡る今日この頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
生卵を落として、掻きタマにすると最高ですな。
作る時、つい、赤い七味の袋も、麺と一緒に鍋に入れちゃうんだよね。
さて、今日は「ACC CMフェスティバル」の入賞作品が発表されたということで、
それに便乗した形で、2年ぶりにこのコーナーをやっちゃいましょう!
題して、山梨のアラフォー世代に贈る山梨のなつかCMフェスティバル!! PART3
(フェスティバルと言っても、なんのことはない、
私の記憶に残っている、山梨で放送されたの昔のCMを紹介するだけです。
なお、番号が付いてますが、あくまでも便宜上のもので、ランキングではありません。)
1.交通標語やマナー啓発の公共広告CM
今年の3月11日の東日本大震災の直後、テレビでACのCMが大量に流れましたね。
「♪ぽぽぽぽ~ん」の魔法の言葉バージョン、オシム監督の脳卒中注意バージョン、
「こだまでしょうか」の金子みすずバージョン、
仁科母子の子宮頸がん検診啓発バージョン、などなど。
あれらを見て、私は昭和50年代前半(私が小学生の頃)に、
山梨のテレビで頻繁に流れていた公共広告のCM(?)を思い出しました。
昭和のなつかしい公共広告CM集 1
↑の動画を見て、すごく懐かしく思ったでしょ(笑)。
アニメバージョンと、実写バージョンがあるんですよね。
この動画のもの以外に、私が思い出に残っているのは・・・
○サングラスをかけた男性がガードレールをまたいで、道路を渡ろうとすると、
「あっ、危ない!」という天の声とともに、画面がストップし、
男性が渡るのを思い直して、すぐ近くにある歩道橋を歩き出した後、
「急がば回れ 歩道橋」の文字が画面に出て終了するCM
(実写バージョン)
○虚無僧の集団が尺八を吹きながら、道を歩いていると、
ひとりのお坊さんが火の点いているタバコの吸殻を発見する。
おもむろに吸殻を拾ったお坊さんは、履いている草鞋(わらじ)の裏で火を消し、
草鞋と足の裏の間に挟み込み、何事も無かったかのように再び尺八を吹いて歩き始めて、
「タバコのポイ捨てはやめましょう」の文字が画面に出て終了するCM
(実写バージョン)
○自動車から捨てされたタバコが、メラメラを熱を持ち始めて、
炎とともに落ち葉を焼き、家も焼こうとする時、
家の窓から主婦がバケツで水をぶっかけ、ホウキで何回もぶっ叩いた後、
ゴミ箱に捨てられて、「タバコのポイ捨てはやめましょう」の文字で終了するCM
(アニメバージョン)
このほか、たくさんのパターンがあったんだけど、かなり忘れちゃいましたね。
YBSやUTYの区別無く、普通のCMの合間によく流れてました。特に日中に。
友達の間で、結構笑いのネタにしてましたね。虚無僧の動きの真似をしたり。
聞く所によると、山梨だけでなく、埼玉や沖縄でも流れていたとか。
あの啓発CMは、ACの前の「公共広告機構」が作ったものなんですかね?
考えてみれば、マナーが崩壊しつつある今の時代こそ、愚直と言われようとも、
ああいう啓発CMを流したほうがいいかもしれませんね。
確固とした「正論」があってこそ、秩序が保たれる部分もあるし。
2.キックボクサーの熊谷直子選手が出てくる「消費者の天国・デイバイデイ」のCM
「消費者の天国・デイバイデイ」、覚えていますか?(笑)
そう、ディスカウントショップとして、一時期山梨を席捲したお店です。
1997年頃かな、本当に天国に行っちゃいましたね。(倒産という形で)
本店が竜王にあったから、地元の私は頻繁に足を運びましたよ。
当時、私はベータのビデオデッキを使っていたから、
ベータのテープの99%は「デイバイデイ」で買ったと言っていいくらい。
支店の田富店、城東店、千塚店にもよく行きました。
年末は、お正月に食べるお菓子やおつまみなんかも大量に買ったなあ。
勢いがあった頃の「デイバイデイ」は、たくさんCMも作りました。
その中で、私が一番記憶に残っているのが、
当時、女子キックボクシングのチャンピオンだった熊谷直子選手(山梨県出身)が、
トランクス姿でキックをした後、「消費者の天国」とテロップが出て、
次にパンチをした後、「デイバイデイ」とテロップが出るCM。
(詳細は違うかもしれない。おおよそ、こんな感じのCMだった)
「デイバイデイ」が経営を間違えずに今も健在なら、かなり盛況かも。
万代書店やハードオフやドラッグショップの隆盛ぶりを見るとね。
ちなみに、竜王本店の跡地は、レンタル倉庫のお店になってます。
3.アニメの「花こうめ」のCM
♪わっかい娘が うっふ~ん お色気ありそで うっふ~ん
ありそで うっふ~ん なさそで うっふ~ん
ほらほ~ら さわやか 花こうめ~
という、スリーキャッツの「黄色いサクランボ」の替え歌がバックで流れる中、
金髪でレオタード姿のお姉さんが、花こうめをしゃぶりながら踊るCMでしたね。
基本はアニメなんだけど、そんなに動きが無いというか、絵を動かすだけ。
でも、なんか強烈に思い出に残ってますね。
まあ、10年ぐらいの長期間、土曜日のYBSワイドニュースの合間に流れていたから、
脳味噌に刷り込まれるのは当然とも言えますが(笑)。
ちなみに「花こうめ」とは、ヨネヤマ食品工業から発売されている、
おつまみの小梅(一粒ごとパックされた)の商品名です。
4.「君はどこに行くのか?」の甲府会館のCM
甲府会館のCMはいくつかのバージョンがあるんですが、私が覚えているのは、
道を歩いているサラリーマンの足元(革靴)を映して、
「君はどこへ行くのか?」というナレーションとともに、
1階のパチンコ屋○○、2階の中華料理店△△、3階のサウナ××、という感じで
1階から順番にお店を紹介していき、5階の特殊浴場「プレイボーイ」まで来たら、
甲府会館の全体を映してシメるCMでした。
1984山梨ローカルCM(←このバージョンの甲府会館のCMも懐かしい)
「君はどこへ行くのか?」「もちろん、5階のプレイボーイさ」
なんて言って、当時は友達とネタにして笑っていたっけ(笑)。
いつか「プレイボーイ」に行ってやると、ひとつの野望を秘めていたのですが、
結局、大人になっても「プレイボーイ」には行く機会が無く、
そのうち甲府会館の建物じたいが解体されてしまいました。
行っておくべきだった・・・。
5.中国語が出てくる「中華菜館 天華」のCM
このCMには、テレビバージョンとラジオバージョンがありましたね。
ラジオバージョンは・・・
真心を持ってお向かいする それが天華です
「ウイダー ○○ ×× △△」(←中国語・女性の声)
真心を込めた料理を召し上がっていただく それが天華です
「アンラー △△ ○○ ××」(←中国語・女性の声)
真心の店 西銀座 中華菜館 天華
という、男性のナレーションのCMでした。
よくYBSラジオで土曜日の夕方に流れてましたね。
テレビバージョンは、真ん中の「真心を込めた料理を・・・」の部分はカットで、
中国語の部分はチャイナドレスを着たお姉さんがしゃべり、
「真心の店 西銀座 中華菜館 天華」の部分で、
お店の看板のネオンサインを見せて終わりでした。
テレビバージョンは深夜(YBSテレビ)で流れてましたね。
ちなみに、今の甲府西銀座に「天華」はありません。
6.「演歌チャンチャカチャン」がBGMの「北新 菊鮨」のCM
♪チャンチャカランラン チャカラカランラン~(演歌チャンチャカチャンの出だし)
「へい、らっしゃい!」(主人の声)
威勢のいい掛け声とともに・・・(←ナレーション)
この後のナレーションの言葉は忘れちゃいましたが、
このCMは終始、お店の静止画像であったのは覚えています。
平野雅昭の「演歌チャンチャカチャン」がBGMであったのも(笑)。
昭和52年に「演歌チャンチャカチャン」が流行って、
その後、すぐぐらいにこのCMが流れて、それから昭和58年ぐらいまで、
長きに渡って放送された、隠れた長寿CMでした。
UTYでしか流れませんでしたけどね。ナレーションは小笠原アナウンサーかな?
最後のシメが、「北新 菊鮨!」
今宵はここまでにしとうございます。
さすがにネタが尽きつつありますが、まだいくらか残ってますので、
PART4以降をお楽しみに。
また、紹介したCMの細部は忘れている部分があるので(多分、間違ってる?)、
「そうじゃないよ、こうだったよ」という意見がありましたら、
ぜひ、この書き込みのレスでもいいですし、BBSのほうでもいいですので、
遠慮なくお寄せください。「こんなCMがあったよ」という意見も。
さすがに、ここらへんのCMの話を語り合う人がいなくなってきたね。
一緒にCMをネタにして笑い合った友達でも忘れているぐらいだから(笑)。
それでは曲です。「環境エンジニア」のCMソング、花奈の「星の降る夜」 どうぞ!
♪か~んきょ~う エンジニア
もう一丁いく~?