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前回に続けて依存症を考えてみたい。最近、依存症の事がよく言われるようになってきた。昔から有ったことなのだが社会現象なのだろうか。人間に生まれてきて社会で生活すると当然人間本来の欲が出てきて当然だ。現代人の祖先であるクロマニュオン人は飢餓という時代に誕生してその脳には常に貯めこむという意識がありこれが不幸や幸福感を生じさせる根幹となっている。お金がないとき屋台の前を通りすぎるとき無性にああ食べたいと思う。一方お金がたっぷりあるときは家でおいしいものが待っていると思う。食べ物だけでなくすべてにおいてそうだ。愛の乏しい家庭で育てば愛情を人一倍求めるし、愛人を何人得ても物足りない。知識、学問のない環境で育てば学問知識のある人や高級なものにあこがれる。昔と比べれば日本もずいぶん経済的に底上げされたが一般大衆は経済的に満たされていない。だから求めるのだ。お金を。宝くじを何万も買う人がいる。億の金が手に入れば一躍夢がかなう。しかし甘くない。宝くじは購入金額の半分は配当から外されているからかなりの損である。競馬も25%の控除率だ。昔安田という理事長が決めた。そいつの名前を冠したレースが安田記念だ。ふざけんな。「あつくなってんじゃないの」。度を越せば依存症。負けても負けてもやめられない。愛しても愛してもやめられない。飲んでも飲んでも飲み足りない。食っても食ってもまだ食いたい。ああ怒っても怒っても怒り足りない。「馬鹿だなおまえ、怒り依存症だ」又もう一人の自分が笑ってる。
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Last updated
Aug 31, 2017 03:36:47 PM
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