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July 5, 2023
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カテゴリ:羽生結弦

























プロ転向1年の羽生結弦が見せる
新たな可能性への挑戦


 フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス(FaOI)2023」は、5月26~28日の千葉・幕張公演から始まり、6月下旬までの約1カ月で宮城(6月2~4日)、新潟(同16~18日)、神戸(同23~25日)の4会場で開催され、いずれも大盛況のまま終演を迎えた。

 このショーで毎年、中心的な存在を担っているのが、五輪2連覇を果たして「絶対王者」と呼ばれ、昨年7月にプロスケーターへの転向を表明した羽生結弦さんだ。


 今年はプロになってから初のFaOI出演だった。プロとしてどんなプログラムで魅せるか――。報道陣にも公開された初日公演のプログラムは斬新だった。

観客を驚かせた掟破りの「進化」

 ショーの大トリを飾った羽生さんの演技は、ゲストのダンス&ボーカルグループ「DA PUMP」のリーダーISSA、KIMIと豪華コラボレーション。人気曲「if…」のサウンドに合わせた舞いは、従来の枠にとらわれない幕開けだった。

 照明が消えた暗闇の中でリンクへスタンバイに向かうと、羽生さんはまだ音楽がかかっていない氷上で体を旋回させるのが人影からわかった。アラビアンと呼ばれる技術で右足を振り上げると、キャメルスピンをスタートさせたのだ。そして、スポットライトが浴びた次の瞬間、すでに羽生さんがスピンをした状態から演技が始まっていた。

 競技としてのフィギュアスケートは動きを止めたところからスタートする。従来のアイスショーも同様で、「静」から「動」の演目の始まりに見慣れた観客にとっては、いきなりのサプライズだった。プロの新境地に立つからこそできる、競技の枠にとらわれるものからすれば、掟破りの「進化」で会場の度肝を抜いた。

 激しいダンスやキレのあるステップで軽快に舞う姿からは、決して「顔見せ」的な意味合いでなく、滑りこんで作り上げた「超一級のプログラム」であることを見せつけた。盛り上がる曲調に合わせて2本の3回転ループも華麗に着氷。そして演技のフィニッシュは、視線が追いつかないほど瞬く前に、柔軟性を駆使して縦に両足を180度開脚させて氷上に沈み込んだ。

 コロナ禍から新たな日常へと時計の針が進み、4年ぶりに解禁された観客の大歓声が会場を包み、羽生さんはスタンディングオベーションでたたえられた。

 オープニングでの着氷に納得がいかなかった4回転トーループをフィナーレでも挑んで着氷させ、最後はただ一人、リンクに残って、羽生さんのショーの締めくくりとしてお決まりにもなっているフレーズである「ありがとうございましたーっ!」をマイクなしで大絶叫した。この日はショーの途中で、会場の幕張イベントホール周辺で地震が発生して一時中断したこともあり、観客の帰途を気遣うアナウンスまで自らが担った。

 トリノ五輪金メダルの荒川静香さんや、海外からも08年世界選手権3位のジョニー・ウィアさん(米国)、トリノ五輪銀メダルのステファン・ランビエルさん(スイス)、平昌五輪銅メダルのハビエル・フェルナンデスさん(スペイン)らビッグネームが共演した豪華なショーを牽引するにふさわしい存在感を際立たせた。


プロとして挑戦を続ける姿勢

 羽生さんはプロ転向に際して、一つの矜持を持っていた。

 それは、アマチュア(競技者)とプロという線引きが特殊なフィギュアスケートの従来の枠組みや概念を打ち破ることだった。

 1年前の7月、東京都内のホテルでプロ転向を表明した羽生さんは野球を例に挙げてプロとアマの関係を語っていた。

 「(高校野球で)甲子園に出た選手が野球をそこまで頑張ってきて、プロになったら(アマチュア選手としての)引退かといわれたら、そんなことないじゃないですか。僕はそれと同じだと思っています。フィギュアスケートって、現役がアマチュアみたいな感じで言われていて、すごく不思議だなと思っています。むしろ、(プロに転向した)ここからがスタートで、これからどうやって自分を魅せていけるか、頑張っていけるかが大事だと思っているので、そういう意味でも、新たなスタートを切ったなと思っています」

 その上で「ここで『ありがとうございました』ではなく、さらに見る価値があると思ってもらえるような演技をするために、これからも努力していきたいと思っています」と向上心を強く持っていた。だからこそ、将来的な競技への復帰可能性についても完全否定した。プロスケーターとしての次なるステージを見据えていたからだ。

 一般的には、競技の第一線を退き、プロに転向したスケーターの主戦場は、アイスショーになる。アイスショーは競技ではなく、魅せることへの比重が大きくなる。

 このため、プロスケーターは表現面を磨くことに重点を置き、成否が不確実なジャンプを回避することでプログラム全体の作品としての完成度を高めることを優先する傾向にある。現役時代に4回転を跳んでいた男子スケーターも3回転にするなど確実性を高めていく。

 しかし、羽生さんはこうした慣習に真っ向から抗った。FaOIでも4回転ジャンプを跳び、それどころか、現役最後の公式戦となった北京冬季五輪のフリー冒頭で「技」として史上初めて認定を受けた4回転アクセル(4回転半ジャンプ)の完璧な成功すらあきらめていない。

 羽生さんがFaOIの中で演技に登場する直前のアナウンスでも、こんなふうに紹介されていた。

 「まだ見ぬフィギュアスケートの新たな可能性を追い求め、彼の挑戦は続きます」


総合演出にもこだわり高みを追求

 プロに転向した羽生さんはこの1年でいくつもの挑戦を続けてきた。

 昨夏の仙台で報道陣に練習を公開した「SharePractice」は自身の公式YouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」での動画配信をライブで行い、現地で取材した報道各社のインタビューにも多くの時間を割いた。11月の横浜での自身初の単独公演「プロローグ」、さらには今年2月の「半生」と「これから」をテーマにした東京ドーム公演、3月には自らが座長を務め、被災地への思いを込めて滑った地元・宮城でのアイスショー「羽生結弦 note stellata(ノッテ・ステラータ)」と全力で突っ走ってきた。

 そして、すでに書いたように、プロに転向後のFaOIは今年が初めてになるが、羽生さんは斬新な演出に挑んだのだった。

 羽生さんはプロになって以降、ショーへのこだわりを一段と強く持ち、総合演出も手がけるようになった。プロジェクションマッピングを駆使したのをはじめ、自らの肉声でのナレーションは「語り口」にまでこだわった。

 2時間のアイスショーは従来、たくさんのスケーターが出演することで成立してきた。たった一人でいくつものプログラムを滑るというのは負担が大きく、プログラムとプログラムの「間」をどうつなぐかという課題もあった。

 しかし、観客の視線が常にリンクに集まるように、制作段階から指揮を執り、ショーの本番では自ら「主役」としても演じる。壮大なショーで、一人で何役も担い、競技という「発表」の場がなくても、自らが創造した「世界」に呼び込むための努力を惜しまなかった。

実は厳しいアイスショーの世界での闘いに注目

 日本国内のフィギュアスケート人気は、2006年トリノ五輪の前からずっと高止まりしてきた。

 女子から男子へ、人気の比重は変遷してきていても、近年のカップル競技の躍進もめざましく、「観戦競技」としては依然として国内屈指の人気スポーツとなっている。こうした人気を追い風に、シーズンオフのアイスショーは乱立状態といえるほどにまで数が増えてきた。

 ただ、足下では「フィギュアスケートのショーだから、観客を呼べる」とはいえない状況にもなっている現実も見逃せない。

 アイスショーの会場で何人かの関係者に話を聞くと、ある関係者は「羽生さんの人気は別格です。羽生さんが出るショーと、そうでないショーではチケットの売れ行きは全然違う。それくらい影響力は大きいです」と明かす。ただ、それは決して驚く話ではない。フィギュア界随一の人気を誇る羽生さんが、自らの地位にあぐらをかくことなく、ショーのレベルやクオリティーを引き上げている。




プロ転向1年の羽生結弦が見せる新たな可能性への挑戦











羽生結弦さんが、いないと 困ったことだ!
という 記事らしいのを2コ






羽生結弦 競技引退でISU収入に大打撃

「この問題をさらに深刻にしている」



東スポWEB / 2023年6月11日 22時54分


フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(28)が大きな〝影響力〟で、改めて世界を驚かせている。

国際スケート連盟(ISU)は11日までに2022年度の収支報告書を公表。収入源の現状に関する記載には「広告費はデジタルにシフトしている。GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の存在感が高まる中で、ISUの主要市場である日本でも同様の動きが加速している。さらに日本の人気スケーターが競技界から去ったことも、この問題をさらに深刻にしている」とつづられている。

この見解に対し、ロシアメディア「SPORT24」は「ISUは日本のフィギュアスケーター・羽生結弦のプロ転向がフィギュアスケート全体の人気に与えた影響を指摘した」と報道。同国メディア「sports.ru」なども、収支報告書を参考に同様の内容を伝えた。

日本のネット上では「普通にわかることですやん」「当然のことながら何を今さらの大合唱ですね」などの意見が続出。活躍のステージを変えてもなお、羽生の存在感は別格というワケだ。

羽生結弦 競技引退でISU収入に大打撃「この問題をさらに深刻にしている」 - 記事詳細|Infoseekニュース
フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(28)が大きな〝影響力〟で、改めて世界を驚かせている。国際スケート連盟(ISU)は11日までに2022年度の収支報告書を公表。収入源の現状に関する記載には「広告費はデジタルにシフトしている。GAFA(グーグル、アップル、フェイスブ…











フィギュアスケート界の深刻な「羽生結弦ロス」空席目立つ世界選手権、

国際スケート連盟の収支は27億円悪化


NEWSポストセブン / 2023年6月23日 7時15分

 悲鳴にも似た歓声とどよめきに包まれながら、暗転したリンクの上で、羽生結弦(28才)がゆっくりとスピンを始めた。彼にスポットライトが当たると、会場の熱気は一気に最高潮に──。5月26日の千葉・幕張公演を皮切りに、6月25日の神戸公演で最終日を迎える「ファンタジー・オン・アイス2023」に参加している羽生。2022年7月に競技会からの引退を表明して以降、プロとしてファンを魅了し続けている羽生だが、一方で窮地に追い込まれているのが国際スケート連盟(以下・ISU)だ。

 6月2日、ISUが2022年の収支報告書を公開した。それによると2022年の収支は前年比較で約27億円悪化。その理由のひとつとして書かれていたのは、次のような意味深な内容だった──。

《最も人気のある日本人フィギュアスケーターが競技から引退したことも、この問題をより一層悪化させている》

 異例の収支報告書を受けて、スケート業界に激震が走っている。

「ISUの収支報告書は毎年似通ったものなのですが、今回は明らかに例年とは異なっていた。それはスケート業界の“不振”にはっきりと言及している点です。名前こそ隠していますが、引退した日本人フィギュアスケーターが羽生さんであることは一目瞭然。過去の報告書では、個人に言及した部分は一切ありません」(フィギュアスケート関係者)

 ISUは収支悪化の要因として、4つの理由を挙げている。1つめは、ロシア選手の大会不参加により、ロシアからの放映権料と広告収入がなくなったこと。2つめに、コロナ禍の景気低迷によりスポンサー集めに苦戦していること。3つめに、広告がテレビからウェブにシフトするなかで対応が不充分であることなどを挙げた。最後に羽生の引退という“スター不在”が、こうした収入面の低迷をより悪化させているとしている。「実際に“羽生引退後”のスケート業界は激変しています」と渋い顔で話すのは、前出のフィギュアスケート関係者だ。

「今年3月の世界選手権は4年ぶりに、さいたまスーパーアリーナで開催されました。当然、連日の満員を期待していましたが、日によっては空席がかなり目立ちました」

 あるフィギュアスケートファンも言う。

「ゆづ(羽生)がいた頃は、全然チケットが当たらなかった。最近は優良席でさえすごく取りやすくなったので驚いています。スタンドの後ろ半分はガラガラの状態のこともあります」

 また、テレビの放映権も、羽生がいた頃といまでは様変わりしているという。

「羽生さんが競技をしていた頃は、各社で激しい争奪戦が繰り広げられていました。日本のテレビ局は1年間で10億円以上の放映権料を支払っていたといわれていて、ISUが得ていた放映権料のうち約4割は日本が占めていたとの試算もあるほどです」(テレビ局関係者)

 だが、放映権料を左右する視聴率も、羽生の引退を境に状況は一変した。たとえばNHK杯は、羽生が優勝した2019年にはフリーで14.5%を記録したが、羽生が欠場した2020年以降は1ケタ台の低空飛行が続く。別のフィギュアスケート関係者が嘆く。

「羽生さんがNHK杯で優勝した2015年は、ゴールデンタイム前の16時~18時45分の放送枠だったにもかかわらず、18%という驚異的な数字を叩き出しました。羽生さんが出ない試合は、全日本選手権でも世界選手権でも視聴率はガクンと下がり、当時、彼の“出欠”はテレビ局にとって死活問題でした。引退したいまとなっては、もう視聴率アップは期待できず、放映権の支払いも激減しているでしょう」

 世界選手権のスポンサー数も、羽生が初優勝した2014年の14社がピークで、羽生が出場しなかった2022年は8社、2023年には7社にまで落ち込んだ。

「羽生さんのライバルだったネイサン・チェン選手(24才)も2年間は学業に専念することを宣言。世界選手権2連覇の坂本花織選手(23才)や宇野昌磨選手(25才)、次世代エースと目されている鍵山優真選手(20才)も頑張ってはいますが、羽生時代のようなフィギュア人気を生み出すほどのスター選手がいないのが現状なのです」(前出・フィギュアスケート関係者)

 プロスケーターとしての羽生について、羽生の元コーチの都築章一郎さんはこう話す。

「引退後も新しいことに次から次へと挑戦し続けるなかで、プロとしての羽生結弦という存在感が、世界中で話題になっています。ISUもその大きさを改めて感じているのではないでしょうか。私は彼が小さい頃から、“挑戦すること”の意義を話し続けてきましたが、引退後も新しいプロの世界を作り上げている姿には、感心するばかりです」

 今年2月の東京ドームでの単独公演は最も安いA席でも2万3100円。それが完売した。チケット収入10億円とグッズ売り上げ10億円を合わせると、羽生はたった1日で20億円を稼ぎ出したことになる。こうしたプロ転向後の目覚ましい活躍をISUはどんな思いで見ているのか。


「自分は必要とされていない」

 現役時代、羽生はISUとの“確執“が幾度となく報じられていた。

「羽生さんが4回転アクセルへの挑戦を宣言した途端に、その基礎点が下がったり、羽生さんが高得点をとっていた演技構成点の項目がカットされるなど、彼に不利となるルール改正が何度もあった。一部ファンの間では“露骨な羽生いじめではないか”と話題になったほどです」(前出・別のフィギュアスケート関係者)

 実際、羽生自身は引退会見の直後のインタビューで、自分の努力や評価がスコアに結びつかない現実に、このような思いを吐露していた。

「『自分って必要とされていないのかな』『羽生結弦、早く引退しろと言われているのかな』と思った時期もあって……つらいこともありました」

 一方、羽生は自身でスケートの可能性についても向き合っていた。2021年に公開された早稲田大学人間科学部の卒論で、羽生はモーションキャプチャを自分の体に装着して実験を行い、AI採点の可能性を論じた。内容は、「現ジャッジシステムでは稚拙なジャンプを判定できない」「評価は非常に曖昧」など、人の目による審判という現行のシステムに疑問を呈するものだった。それに追随するかのように、ISUは、2021年5月に公開した2020年の収支報告書で、AI採点の導入について初めて言及した。

「羽生さんにせっつかれる形で、ようやくISUが重い腰を上げたといえます。羽生さんは現役時代、ずっと公正な採点を望み続けていました。ISUは彼の引退間近になって検討し始めましたが、時すでに遅しです」(前出・フィギュアスケート関係者)

 トップ選手が引退すれば新たな選手がトップになってフィギュア人気を支える──これまでフィギュアスケート界では、こうした循環が繰り返され、ISUはこれからも続くと思っていたに違いない。だが、“羽生ロス”はそんな想像を遥かに超えた。“逃した魚”の大きさに焦りさえ感じさせるISUの収支報告書を尻目に、羽生はプロとして、大海を悠々と泳ぎ続ける──。

※女性セブン2023年7月6日号

本日の写真

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ISUの収支悪化の原因の一つになったと目される羽生結弦の引退
──フィギュア界に影響を与え続けた羽生(写真/AFLO)


フィギュアスケート界の深刻な「羽生結弦ロス」空席目立つ世界選手権、国際スケート連盟の収支は27億円悪化 - 記事詳細|Infoseekニュース
悲鳴にも似た歓声とどよめきに包まれながら、暗転したリンクの上で、羽生結弦(28才)がゆっくりとスピンを始めた。彼にスポットライトが当たると、会場の熱気は一気に最高潮に──。5月26日の千葉・幕張公演を皮切りに、6月25日の神戸公演で最終日を迎える「ファンタジー・オン・アイス2023」に参加している羽…








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国際スケート連盟の収支は27億円悪化

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