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最近、ニコニコ動画で話題(?)になっているゲーム「クトゥルフ神話のTRPG」。
TRPGとは、テーブルトークロールプレイングの略で、簡単に言えば卓上で行われるごっこ遊びです。 鬼ごっことか、昔よくやったと思いますが…まあ、それとは違いますので(^^;) これはゲーム機を使わず、ゲームキーパー(GK)1人とプレイヤー数人で行い、GKがシナリオ進行役とシナリオ制作し、プレイヤーをそのシナリオの舞台に立たせるゲームです。 舞台に立ったプレイヤーは、GKの制作したシナリオに基づきながらキャラクターを作成し、GKは様々なイベントを起こしていきます。 イベント(戦闘も含む)の進行にはダイスを使用します(例:何気ない会話に聞き耳を立てる→ダイスを振って成功or失敗)。 舞台は、GKによっては時代が飛んでいる人もいるようですが、それぞれ個性があって動画を見てて勉強になります。 プレイヤーも個性溢れる人を作る人が多いようです(中には、一人でGKとプレイヤーを行っている人もいるみたい)。 私も、あるサイトでTRPGをプレイヤーとして3回ぐらいやっていましたがHP閉鎖と共にキャラシートが消滅してしまったため、今はやっていません。 まあ、これはオンラインでやるTRPGなので基本的ルールも全く違いますが(^^;) そして、一番最初に書いたように、クトゥルフ神話のTRPGが最近ニコニコ動画で多く見受けられます。 これは、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトという小説家が描いた小説世界を、その友人である作家クラーク・アシュトン・スミス、ロバート・ブロック、R・E・ハワード、オーガスト・ダーレス等の間で、架空の神々や地名や書物等の固有の名称の貸し借りによって作り上げられた、架空の神話体系です。 神話と言っても、神だけではなく異星人も登場するので、宇宙神話と言った方が良いかもしれません。 ホラー要素が高く、日本でも海外でも小説や漫画、ゲームに至るまで幅広いジャンルで影響を受けています。 もちろん、ファンタジー小説を書いている私もその影響を受けてはおりますが、実はこの本自体は読んでいません。なぜなら、影響を受けた作品に色濃く表れており、断片的でも情報が載ってからです。 多くの作品から例を挙げるなら、バットマンがいいでしょうね。 基は地名だったのに、人名で精神病院の名前になっていますからね(アーカム精神病院)。まあ、事実上刑務所なんですが。 ドラゴンクエストも影響を受けていますし、ホラー系のゲームや映画等の映像作品なんかほとんどじゃないでしょうか? さらに言えば、ゴジラとかガメラも影響を受けています。 ただ…まあ…日本人の悪い所と言いましょうか…すぐにクトゥルフ神話に登場する神をアイドル化というのでしょうか……そういう風にしてしまう方々が多く、それがウケてしまう。 這いよれ!ニャル子さんというライトノベルがあるらしいのですが…私は見ていないので何とも言えませんが。 ニャル子なんて名前だけだとDQNネームかと思いがちですが、本来はニャルラトホテプです。 ニャルラトホテプ、簡単にこの神を説明しますと「狂神」です。 特定の個体を持たず、千の顔を持つと言われ、人を狂気と混乱に陥れるために自ら暗躍する神なので、かなり危険です。 初代ペルソナからプレイしている人ならこいつのキチガイさを知っているはずです(ただし、助力もしてくるため、一概に悪い神とは言い切れない)。 まあ、私自身あまり嫌いな神ではなく、むしろ好感が持てるほどです。 狂気の面は人に必ずあるものですから、その面を見せてくれる、または形として表れている神ですからね。 さて、長々とおつきあいしていただいた方々には感謝しています。 話の脱線がひどいとよく言われる人間なので堪忍してください(^^;) 結論から申し上げますと、TRPGは面白いということです。 既存のルールに乗っ取ってプレイするもGKになって進行するもよし、自分でルールを作るのも自由ですしね。 既存のゲームに飽きたら、手を出してみるのもアリだと思います。
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Last updated
Jun 2, 2012 12:54:41 AM
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