タカさんの「であいたび」

昨日、日記にした元気玉について、分からない部分をむぎたろうさんがお答えして頂けました。

＞卵の味の違いは、エサの違いです。

＞甘みを強くするには、酵母を増やせばいいし、しっかりコクを出したければ、魚粉を増やせばいい。
＞（魚粉はコクを出す反面、臭みも出ます。）

＞まあ、酵母や魚粉を増やすことが、悪いことではないんですが。
＞ニワトリが卵を産むのは人間のためではないし、
＞ニワトリのための栄養バランスを考えたエサの配合にすると、今のような味になるんです。
＞（これって、すごくフツーのことだと思ってるんですが。。。世間では少数派。^^;）

これはニワトリに限ったことではありません。
農産物にも同じことが言えることです。

少しでも多く収穫しようとする世の中の利益主義が働き、自然とは全く違うものが作られている現実があります。

「見た目が大きくて、立派な方が値段が高くなる」と今の流通意識があるために、普通の農家は化学肥料をたくさん使って大きくしたりします。

その中で窒素成分を多く使えば、それは見事な大きさなものが出来上がるです。

しかし、それは本来の大きさではありません。
そこに何らかの弊害が起きるようになってきました。
それが今、野菜を食べたりすると苦味として感じるようになった硝酸塩の問題。

これはちょっと専門的になりますので差し控えますが、これも自然のバランスを崩した結果と言えるのです。

儲けようとすること自体は悪くありませんが、利益だけを追求すれば、生物もおかしくなっていくのです。

おかしくしたのはある意味人間。
反対に普通に出来るのも人間。

自然の状態で作ることで弊害も普通より抑えることが出来るのです。

それをするためには勇気と我慢が必要となるので、中々作れる農家さんが増えません。
でも食べる側がもっと声を上げることで、それを求める人と繋がれば、必ずお手元に届くようになるのです。

そんな場面を何度も見てきました。
当たり前のことが当たり前と言えるような世の中になれるように。

お金だけを追求すれば、必ずそれはおかしいものになる。

これだけを覚えておいてください。
そうすれば、真実の姿に近づくことができます。
一つ一つ自然の姿を探していきましょう。

ショウ隊員もこれから少しずつ探していきます。