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テーマ:動物愛護(98)
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ナベヅルやトキ、コウノトリなど全国各地で大型の鳥の
保護活動に携わっている子どもたちが2日間、周南市で交流した。 テーマとなったのが、「生き物と人との共生」 本州唯一のナベヅルの飛来地=周南市八代の児童たちも参加した。 20日、周南市で開かれたシンポジウムには地元、周南市の八代小学校の児童のほか トキの繁殖活動に携わっている新潟県佐渡市や、毎年、およそ1万羽ものナベヅルが 冬を越す鹿児島県出水市からも、児童、生徒が参加した。 シンポジウムに参加したメンバーは、19日、本州唯一のナベヅルの越冬地周南市八代を見学した。 八代盆地には先月下旬、ナベヅルの第一陣が飛来現在の飛来数は5羽。 八代小学校では、ナベヅルの保護活動として飛来を前に、ナベヅルそっくりの模型 デコイを設置したり、寝ぐらの整備などを続けている。 シンポジウムでは「生きものと人が一緒に生きていくためにはどうずればいいのか、 そして何が大切なのか」、八代地区のナベヅルを例に参加者全員が意見交換した。 『ツルは自然なしでは生きていけないし、自然はツルなしでは成り立たないと思う。 ここを見学して学んだことなんだけど・・』 『私たちが住む出水市でもツルが来る。観光客がごみを捨てていったり そういうトラブルが残っている。まず渡来地を知ってもらうことでツルへの思いやりができて、最終的には地域だけではなく世界全体で保護活動に向かっていくのではないかと思った』 『本当に八代はすごいいい所だなって言うのを感じることができた。地域の人がツルの大切 さを知っているからこういう協力が出来たりとか、すごいいいなと思った』 「生き物と人との共生」を八代盆地の現状を通して考えた2日間、 立場こそ異なるが八代小学校の児童たちを含め参加者ひとりひとりが 今後の活動に向けて大いに刺激を受けたようだった。 八代の子どもたちは『やっぱりこれからもツルを守っていきたいって思った』 『あっという間でいろんな県とか市とふれあえてよかった。こういう活動をしていると広げていきたい』『生き物が住むには自然が大切だから自然を守っていきたい』などと話した。 [ 11/21 21:01 山口放送] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月23日 17時56分40秒
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