4月23日の小池晃議員の質疑は国民の声
私などは、小田原のみかん園を手入れしているみかん農夫ですが。
4月23日(火)、参議院予算委員会で行われた共産党・小池晃議員の質疑ですが、これは国民の声です。
雨が降り出す前に、農家はひと仕事を済ませておかなければ・・・、これは当然のことです。
その時間に行われた国会中継ですが、労働者・農民・中小企業者は、仕事中で見ていられません。
当方も、4月25日に、インターネット中継で、その後追いで確認させてもらいました。
参議院インターネット審議中継 (sangiin.go.jp)
これで4月23日の参議院予算中継の小池質疑を見ることが出来ます。
私などは、小田原から帰って、先ずはたまっていた新聞を読むんです。
これが、今回帰京して、一番にとびこんできた事柄でした。
今回の機会をのぞいて、日本の政界の政治の裏金問題について、襟を正す機会はありません。
政権政党が、その全派閥が、その資金をどうやって、みずからが定めたルールにも反して、
裏金をどのように集めていたのか、それが今、白日の下にあきらかにされたんです。
当事者たちは、建前と本音で、発言とは裏腹に逃げ回っていますが。
もしもですよ、この事実が、「わたしとしては知らない」とのことで、いいかげんにお茶を濁わされたら、どうなるか。
これからの日本の社会で、そうしたことが一般に承認されるということです。
日本は、今、その岐路にあるということです。
だれであってもよし、このけじめを、しっかりと政治に通さなければならない、
そのことが、今現在において、日本の政治に問われていることです。
小田原のみかんの草取りと施肥から帰って、
ポストにたまっていた新聞に目を通して、いそぎこの間に起きていた事態を追跡しています。
その一番は、4月23日(火)の、参議院予算委員会での共産党・小池晃議員の追及でした。
この小池議員の質疑ですが、
日本国民は、たとえその時々はどんなに忙しかったとしても、
この予算委員会の中継録画ですが、そのやりとりを確認しておく必要があると思うんです。
今を生きる日本国民にとって、今を知るうえで一見に値すると思ったんです。
私などが、先ほどですが、
その録画をみての、その受けとめについてです
一つ、小池晃議員の質疑には、無駄なところがないということです。
政治家というのは、その答弁というのは手練手管で、質問をはぐらかす名人なんですが、
岸田首相は、これまでも、今も、そのさえたる答弁ぶりだったんですが。
小池議員は、そのはぐらかしを許さないんですね。
岸田首相のはぐらかしの手口も天才的で芸術的なものですが、
たいがいの質問者は、そうした答弁に翻弄されてごまかされちゃうんですが。
もはや、政府答弁のごまかしの手口は、いっさい通用しないというのが、今回の小池質問でした。
そうした質疑でした。それをぜひ確認して欲しいんです。
二つは、その質問のやりとりの検証です。
予算委員会の委員は、さまざまな会派の方たちがいるわけですが。
音と姿。
小池質問に対する、画面に映っている人たちの、一つ一つの反応です。
「そうだ!」という声は、ふつうなら録画には音声というのは入らないんですが、ハッキリと伝わってくるんです。この声を、是非確かめてみてほしいと思うんです。
同時に、まわりの予算委員議員の人たちのボディーアクションです。
多くの委員の人が「そうだ!!」との、ボディーアクションをしているんですね。
このことは、小池議員の質問というのは、党派を超えて多くの議員の人たちの、共通な主張だということです。
これは、「言い逃れはなど許せない、これまでの真実をはっきりさせろ」とのまさに国民の声です。
このことは、今の日本の政治動向にかかわってます
三、同時に大事なのは、その質問の中身です。
1、「岸田首相には、自民党総裁として、自身もかかわる特別な責任がある」。
岸田氏自身の派閥も、会計担当者が起訴されているのに、自身の派閥については担当者の知識の単純ミスなどとして済まそうとしているところに、真相究明の実際が問われている。
2、関係者の証言から森元首相がキーパーソンであることは明らかだけど。
「電話できいた」「内容は明らかにしない」「質問時間もいえないし、同席者もいない」、これじゃあ実際を明らかにされたとはとてもいえないのに、『森氏は関与してない』との岸田首相の言明ですが。
これでは、かっこづくりの、ありばいづくりでしかなく、こんなことでは誰も国民は納得しないと。
3、加えて、政治献金と、それとみあう補助金支給の現実の問題です。
どうして、くらしを押しつぶす軍事費の大増強が押しつけられるのか、
どうして,地震大国の日本、東日本大震災も回復してないのに、原発推進を強行するのか、
今の自民党政治が、どうして国民の声などといえるのか。
食料・農家をどうしてかえりみないのか。
問題は、具体的で、近代の諸問題は、この一点につながりますす。
とにかく、この4月23日参議院の予算委員会での小池晃質問ですが、
今の政治の、本質的な問題が、ズバリと見て取れる質疑であったと、私などはそう思います。
それが嘘か本当か、
是非とも実際のこの質疑の様子をみてほしいと思います。