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2013.10.15
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今日は、「欲深い人」のことについて書きます。

母が残したエンディングノートに、思い出の品を次に人に差し上げるという欄が

ありました。

唯一書いてあった方が、「Iさん」。

母は料理の先生をしていたのですが、このIさんはアシスタントをしていた方で、

母はIさんのことが大好きでした。

ほかにもアシスタントが何人かいたのですが、特に気があったのが、Iさん。

旅行やお出かけにもよく一緒にいったり、

母が入院中のときも何度か遠方から来てくださったり、お手紙をくださったり、

趣味・嗜好も合うようで、よくIさんのことを話していました。

で、お焼香に来られた時に、母が書き残していた品を、差し上げました。

コレクションしていたたくさんの箸置きや、鳥獣戯画の手書きショール等々。

洋食器に関しては、「お好きなもの」と書いてあったので、Iさんに選んでいただきました。

すると、選ぶ選ぶ! ブランド物を数十枚!

総額3、40万円相当でしょうか。

まっ、 母の希望だし、Iさんにも喜んでいただけるならとスマイル

花  花  花  花  花  花

何日か経った頃、Iさんから父へ電話がありました。

「あれから、当時の生徒さんと会食をしたところ、

『私も先生との思い出の品を頂きたい』という方がいらっしゃるのですよ」と。

それを聞いたとき、嫌な感じがしました。

当時の生徒さん達、弔問に来るでもなく、何もなかったのに、「欲しい」というなんて!

なんて欲深いんだ! と呆れてしまいましたよぷー

ついては、また伺いたいのでお嬢さんのいる日を教えてほしい…と

後日、私のところに電話がかかってきました。

電話口で、Iさん自身、

(こんなことを言う不躾な方がいるという切り口ではなくて)当たり前のように言うのです。


「まだ四十九日も過ぎていません。こちら(遺族)から申し出る前に「欲しい」と

おっしゃるのはいかがなものでしょうか。

Iさんは特別だったのですよ。

どなたが言っているのですか? 」と 尋ねました。

すると「誰だったかしら えっと。。。。」と言葉に詰まります。

「私も今後会うこともない人達だから、云々かんぬん、

頂いたカップでコーヒーを飲んだら、胸が詰まって飲めなくって。

あれから、2、3また食器を思い出したので、また伺わせていただきますね。

よろしくお願いしますね。」と電話を切られましたショック

 

次回日記に続く… 






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Last updated  2013.10.15 10:04:08
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