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─ 灼熱 ─

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2005年07月14日
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日本債券信用銀行

債務超過額:3兆 943億円
平成10年12/13に一時国有化。総資産:6兆5772億円
公的資金注入:3兆2000億円、資本増強:2000億円

※ 日債銀の貸出記録には朝鮮信用組合への何億ドルもの疑わしい記録が残っている。
※ 平成11年5月の金融再生委の資産判定で1兆2000億円の「譲渡不可能=不適資産」が含まれていることがリークされた。
※ この銀行は平成12年9月4日「あおぞら銀行」として「瑕疵担保条項」とともに民間に譲渡された。社長本間忠世は16日後に自殺(本当に自殺か、その真相は謎。97年以降に起きた政府高官や大銀行のトップの急死はこれで7人目)した。

平成15年9月、普通株式について証券取引法による公開買付が実施され、主要株主であったソフトバンク株式会社は同社保有のすべての普通株式を、サーベラス エヌシービー アクイジション エルピー ジェネラル・パートナー サーベラス・アオゾラ ジーピー・エルエルシーに委譲。

2004年9月30日現在、サーベラスとオリックスと東京海上が持つ「あおぞら銀行」の株数と割合は、以下になっている。

サーべラス
1,753,328(所有株式数・単位:千株)
61.84%(発行株式総数に対する所有株式数の割合)

オリックス株式会社
425,041
14.99%

東京海上火災保険株式会社
425,041
14.99%


「あおぞら銀行」の取締役社長は水上博和である(写真中央の白髪)。
会長はマイケル E. ロッシ。
副会長がピーター C. ヘイガン。
取締役には、前会長のエドワード G. ハーシュフィールド、サーベラスのクエール会長、オリックスの宮内義彦などの名前がある。(2005年6月30日現在)


※ 余談だが、新生銀行の取締役からデイヴィッド・ロックフェラーとヴァーノン・ジョーダンの名前が消えた(6月24日と30日にそれぞれ退任)。ジョン・リードとポール・ボルカーは現在も取締役にいる。



米サーベラスのクエール会長「対日投資80億ドルに」(2005年6月24日)

米サーベラス・グローバル・インベストメンツのダン・クエール会長は24日、「日本への投資額はこの8年間で合わせて80億ドルに達した。今後もさらに投資を続ける」と述べた。傘下に収めているあおぞら銀行については「業績が好転しており、経営内容に満足している」と語った。

あおぞら銀の株主総会に出席するために来日したもので、都内で日本経済新聞記者と会見した。クエール氏は日本経済について「不良債権の処理という大きな宿題を達成し、企業改革という新たな課題に取り組むべき段階に入りつつある」との認識を示した。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050625AT1F2401924062005.html



預金保険機構:買い取り債権は総額1兆6573億円

金融庁は17日、98年に経営破たんした旧日本長期信用銀行(現新生銀行)と旧日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)から預金保険機構が買い取った債権が、計486件で総額1兆6573億円になったと発表した。簿価から2割以上目減りした債権を簿価で購入する約束した瑕疵担保条項に基づき、預保が引き取った。

預保が実際に支払った金額は両行が積んだ貸し倒れ引当金を除いた1兆2214億円で、今後、不動産などの担保資産の売却で回収できない部分が国民負担として確定する。同条項に基づく両行の申請期限は00年の営業譲渡から3年後の03年3月末で終了しており、今後新たに引き取る案件はない。【斉藤信宏】

毎日新聞 2005年6月18日 0時15分





日債銀・本間社長の自殺がもたらすもの(00/10/03)

日本債券信用銀行がソフトバンクを中心とする企業グループ(オリックスと東京海上火災保険が参加)に正式に譲渡されてからわずか半月後の9月20日午前、新社長に就任したばかりの本間忠世氏が、出張中の大阪市内のホテルで死亡しているのが発見された。自殺だった。

本間氏は5通の遺書を残していた。2通は家族あて。そして残りの3通の中には、ソフトバンクの孫正義社長にあてたものもあった。そこには「期待されていたのにお役に立てず申し訳ございません」、こうしたためられていたという。

何が本間氏に死を選ばせたのか。その理由は窺い知れない。だが、日本銀行のエリートとして理事にまで上り詰めた人の死である。新日債銀の社長に就任したばかりということを考え併せると、本間氏が相当なプレッシャーの中に置かれていた、とは容易に想像できる。

「今から思えば、最初の取締役会が本間氏にはショックだったのかもしれない」――。

9月4日、預金保険機構から正式に譲渡を受けた日債銀は東京・九段の本店で、初の取締役会を開いた。出席者は、本間氏ともう1人の常勤役員である小寺義信専務、それに11人の社外取締役──孫氏、宮内義彦オリックス会長、樋口公啓・東京海上火災保険社長と新たに社外取締役に名を連ねた常盤文克・花王特別顧問、成毛真インスパイア社長(マイクロソフト前社長)、池尾和人・慶応義塾大学教授、笠井和彦ソフトバンク取締役、ダン・クエール米国元副大統領らである。

(中略)

ビジネスモデルは完成したが…

孫氏が日債銀買収に意欲を燃やしたのはそもそも、ソフトバンク・グループが進めるベンチャー投資の一翼を担わせるためだった。新興ネット企業を中心とするベンチャー企業投資と、そうした企業の株式公開による付加価値で時価総額を極大化してきたのがソフトバンクである。

孫氏はそのために、右腕である北尾吉孝ソフトバンク・ファイナンス社長に投資事業を任せ、ベンチャー企業の株式公開の場としてナスダック・ジャパンを開設した。直接金融の舞台を整えた孫氏にとって、足りなかったのがベンチャー企業群に運転資金を提供する間接金融機能である。それが日債銀買収の動機であり、その実現をもって孫氏のビジネスモデルはほぼ完成した。

ところが、皮肉なことに最近、ソフトバンクグループ内部にはある種の「遠心力」が働き始めている。象徴的なのが、孫氏と北尾氏の関係。今年春ごろから孫氏と北尾氏の間には微妙なすきま風が吹き始めたと言われる。もともと日債銀買収には消極的と言われた北尾氏がソフトバンクの常務を退任してソフトバンク・ファイナンスの社長に専念し始めた5月ごろから、株式市場には「北尾氏がソフトバンクからの独立志向を強めている」との見方が強く流れ始めた。

加えて、北尾氏とナスダック・ジャパンの佐伯達之社長との関係の悪さは知る人ぞ知る。孫氏が「ソフトバンクのための市場」という批判をかわすために、ナスダック・ジャパンの運営に物申さなくなっている半面、北尾氏は同市場に上場したグループ会社株の取引低迷に業を煮やして、「他の市場への上場を検討する」と発言するなど、揺さぶりを強めている。そのため佐伯氏は、当初は予想もしなかった孤軍奮闘を強いられている。

こうした状況に加えて、後継社長のもとで、日債銀までもが「ソフトバンク離れ」の姿勢を強めたとしたら…。

本間氏の予期せぬ死が、ソフトバンクグループに働く「遠心力」をより一層強めるきっかけになる。こう考えるのは、穿ちすぎだろうか。(田村 俊一、小栗 太)

http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=113274&FORM=biztechnews



「日米中21世紀の展望」(平成13年5月)
国際未来科学研究所代表・浜田和幸

(略)
 もっと最近の例では、日債銀という銀行のケースがあります。今ではあおぞら銀行と名前が変わりました。あれがおかしくなって、結局ソフトバンクの孫さんとか、東京海上の樋口さんとか、オリックスの宮内さんらがお金を出して受け皿を作った。その新しい頭取になった本間さんという方が大阪で自殺をしたという事件がありましたね。何で自殺をしたのか。日銀から建て直しのために来られて、頭取になってまだ2週間たらず。その人が最初のあいさつ回りに行って、泊まったホテルで首を吊って死んだ。その事件が起こった後も大阪の曽根崎警察署というところは、検死も何もしなかった。すぐ東京に送り返して、荼毘にふしてしまった。司法解剖ということを全くやらなかった。そのお兄さん、本間長世さんという有名なアメリカ文学者は、「弟が自殺するわけがない」とおっしゃっていました。
 ところが、荼毘にふされてしまっては、原因の究明のしようがない。実は先月アメリカの有力経済誌「フォーブス」で、「本間頭取の死因は自殺ではなくて、他殺であった疑いが濃い」との記事が大きく出ました。要するに、北朝鮮関係の朝銀関与説です。そこの不良債権の取立て問題で本間さんが大阪に乗り込んだところ、こういう世界の人たちとトラブルがあったというのです。
 あの日の晩も打ち合わせが終わって、9時過ぎにホテルの部屋に戻ってきた。それから休むまでの間に、その世界の人たちが押しかけてきたとの情報があるのです。たまたま隣室に泊まっていた人がいた。なんだか隣りの部屋がうるさい。叫び声がするというのでホテルのフロントにクレームをつけているんですよ。しかし、そういったことは一切ふせられて、何か原因はわからないけれども自殺ということで処理された。
 アメリカの雑誌はそのあたりを詳しく調べまして、あれは他殺であったことをにおわす記事を大きく載せたのです。何でそういう記事を載せたのか。結論が大事です。要するに日本では金融機関が不良債権の処理とか機構改革といった課題に対して、まともに取り組んでいない。それどころか、全く進んでいない。だからそういうところにお金を預けたり、投資をするのは危険だ、という結論になっている。
 まずは関心をつかむために、あれは自殺でなくて他殺だったということを大きく報じて、記事を読んでみると日本の金融機関がいまだに過去の呪縛に引っ張られていると断じている。よって、お金は日本の金融機関でなく、アメリカのしっかりとしたところに預けないさいよ、という筋立てになっている。恐ろしいまでの情報操作です。
(略)

http://www.joho-shimane.or.jp/cc/sic/news/no59.htm

※ 浜田氏の文中に登場する「隣室に泊まっていた人」とは、「フォーブス」の日本支局長・フルフォードによると、タレントの森公美子です。



日本債券信用銀行社長の本間忠世氏死去!(朝日)

本間忠世氏(日本債券信用銀行社長、元日本銀行理事)は、20日午前9時11分、急性心不全のため大阪市内の病院で死去、60歳。葬儀・告別式の日取りは未定。喪主は妻美智子さん。自宅は東京都渋谷区代々木4の55の5の104。
日銀では、初代の信用機構局長、理事として、大手金融機関の破たん処理策などにかかわり、金融システム維持に奔走した。国有化を経て民間銀行として再出発した日債銀の新社長に今月4日、就任。破たん銀行の経営再建に乗り出したばかりだった。

本間社長は19日午後から、取引先のあいさつ回りなどで大阪へ出張していた。宿泊先の大阪市のホテルで20日朝、秘書が迎えに行った際、ぐったりしていたという。病院に運ばれたが、まもなく死亡した。新社長に就く前後から、新銀行の経営を軌道に乗せるため、新規事業の立ち上げの検討などで多忙だったという。
本間社長は1963年、日本銀行に入行。日銀では、初代の信用機構局長、理事として、大手金融機関の破たん処理策などにかかわり、金融システム維持に奔走した。
(21:53)







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最終更新日  2005年07月15日 05時21分23秒
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