考えることをしなくなった人たち
世の中はどんどん便利になっていく。それとは正反対に人は自分で考えることをしなくなる。 車は自動運転、お掃除ロボット、冷凍食品、テレビ、数を上げたらきりがなく特にテレビが悪い。教養番組はあるがゴールデンタイムの番組表を見てほしい、ほとんどお笑い番組だ。笑うことはいいことだというが、実は笑いには質の違いがある。 芸人がたたかれて喜んでいる笑い、何かの問題を解いて達成感とともに出てきた笑い。この二つの笑いは明らかに質の違いがある。前者の笑いを続けていると脳内物質セロトニンが出続けいわゆる平和ボケになってしまい自分で考えることができなくなります。 一方達成感とともに出てくる脳内物質はドーパミンでボケどころか脳を柔軟にしアイデアを作る元となります。 一説によると世界の長者１０人が持つお金と地球の人口の半分、つまり３５億人がもつお金はイコールだそうです。私たちはほんの数パーセントの人のためにせっせと働いているのです。その労働の見返りがほんの少しのお金と考えることをしない笑いの提供なのです。
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