一昨日は熱発して、体がきつくてすぐに眠ってしまいました。
昨夜もすこしとろとろと、その症状が続き、仕事が終わった夕方からお昼寝、
夜中に汗をかいて目が覚めて、その後、残業・・・
晴れていようが雨が降っていようが、全然気にならない夜も久しぶりでした(^^ゞ
それはそうと、ラヴジョイ彗星が、プレアデスとおひつじ座の間を
通り抜けて行ったのですよね。
今年の干支の羊、
事あるごとにプレアデスとおひつじ座の写真を使っていたのですが、
昨年の午年の馬頭星雲に比べると、派手さがないんですよね。
そして本日思い出したのが、
ここにラヴジョイ彗星が加われば、十分派手さが出るじゃないか!です。
そう思うと、ここ数日寝込んで(いえ、どうせ雨でしたけど)、残念だったんだな・・・と(笑)
そこで、1/17の夜に70mmで撮影したプレアデスとラブジョイ彗星の写真を、
おひつじ座とプレアデスの写真に位置と尾の角度、長さなどをきちんと揃えて
比較明合成してみました。
どうしてそういうことができるかというと、
恒星の間を刻々と移動する彗星は、彗星核を基準としてアライメントを取り、
「比較明合成」すれば、メトカーフ法コンポジットになることは、
天体写真の深みにはまっている方ならご存じだと思いますが、
「比較暗合成」すると、恒星が消えて、彗星だけが浮かび上がるんです。
いえ、自分で思いついたのではなく、星仲間の一人が、
DSSでのStars and Comet modeは、どうやって恒星と彗星を別々にスタックしているのか
という話をした時に、こうじゃない?と教えて下さったのです。
というわけで、他の写真の上に、焦点距離が違うレンズで撮影した彗星が、
恒星を多重に重ねることなく、比較明合成ができた、ということなんですね~~
この方法、彗星だけが浮かび上がって、細かいところがよく見えるようになるので、
他の目的でも、いろいろやってみているところです~~♪
彗星の見え方と位置は正しいですがあくまで合成 posted by
(C)ホシミスト_3013
日中ちょっと晴れ間がのぞいた当地でしたが、ずっと雨は降り続いていました。
先ほどから猛烈な西風(季節風)が吹き始め、気温もぐっと下がっています。
気温は下がってもいいから、そろそろ彗星以外の写真も撮りたくなってきました。
昨年の今ごろは、ずいぶん銀河を撮って、今一つの結果でしたが、
今年はなんとか頑張りたいのですけれどね。