おとめ座とかみのけ座の境界付近にある、このM85から南側に、
多数の銀河が見られ、これをおとめ座銀河団と呼んでいるようです。
NGC4394とM85(IMG_1601) posted by
(C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90(D90f407RD)
Canon EOS Kiss X4(Ir)ISO1600 60秒×60Fr
Takahashi EM100 モーターまかせっきり
2015.03/26 自宅庭より。
DSS(L60D42F60DF60B32) 3xDrizzle
子どもの頃、宇宙は膨張を続けていて、
遠くの天体ほど早い速度で、地球から遠ざかっている、
と教わりましたので、
銀河がたがいに引き合い、接近しつつある、と言われても、即座には理解できませんでした。
膨張する速度より、銀河の巨大な重力の方が速度が速ければ、
銀河は近づいていき、融合合体し、さらに巨大な重力を持つようになり
更に遠くの銀河まで引き寄せるようになっていく、ということなのだそうですね。
北はM85、南はM61、そして手前は、我らが天の川銀河、
この範囲にある銀河はすべて重力で引き合って接近しつつあるのだそうです。
やがてこの範囲の銀河は一つに融合合体し、強力な重力を持つようになり
その中心の温度はその重力に伴って高温化し、
やがて自らを維持できないほどの高温になって、大爆発を起こし・・・
これがビッグバンとなって宇宙が誕生し、その後またあちこちでできた物質のムラによって
銀河ができ、・・・
宇宙は永遠にこれを繰り返しているのかもしれませんね~~
永遠に繰り返し・・・
宇宙規模の繰り返しと、自分の仕事を並べて考えてはいけませんが、
終わったともうとまた次の仕事が繰り返し・・・あはは
ちょっと今忙しいホシミストです。
ところで、M95やM96、M58以外にも棒渦巻銀河はたくさんあるんですね(笑)
先日M109がそうだと知りましたが、
M85のすぐ隣にも棒渦巻銀河が~~♪