400mmで撮影しても、割と目を引く形の銀河の一つM88です。
ぱっと見、黒眼銀河とひまわり銀河の両方の性質のように見えましたが、
ネットで画像を探してみると、黒眼銀河の様な暗黒帯はなく、
私の画像では解像度がよくないため、腕の間の星が少ない部分が、
たまたま黒眼のように見えてしまっただけ、のようです。
いずれにしても、この渦巻銀河を斜めから見たイメージは、なかなか見応えがあります。
9cm400mmでさえこうですから、もう少し大きい鏡筒で撮影しなおしたいですね。
渦巻銀河を斜めから見る、というと、M33やM31を即座に思いだしますが、
ウィキペディアで検索してみると、実際にミニチュアアンドロメダ、という言葉が出てきましたね(^^ゞ
アンドロメダよりはるかに小さく見える、ということでしょうけれど、
M31は250万光年離れた所にある、直径25万光年の大きな銀河。
M88は5500万光年離れた所にある、直径11万光年の銀河。
確かに、アンドロメダの半分以下のサイズですね。
とは言え、わが天の川銀河は直径10万光年とされていますから、
ほぼ同じサイズですね~~。
かみのけ座のM88 (IMG_1179) posted by
(C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90(D90f407RD)
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 60秒×60Fr
Takahashi EM100モーターまかせっきり(ノータッチ)追尾
2015.03/26自宅庭より
DSS(L46 D37 F60 DF60 B32) 3xDrizzle, Average Stack, Saturation14%
Adobe PSE
NeatImage
9cm400mmでの撮影でも、渦巻のつぶつぶ感が出ましたね~~
M100、M99ともども、小口径短焦点でも楽しめる銀河のようです。
もっとも、この写真は3倍Drizzleに、ピクセル等倍トリミングで、
焦点距離2400mm相当(フルサイズカメラに換算すると3600mm相当)まで拡大されていますが(^^ゞ
今日も1日寒かったですね。
先日は、珍しい月食と桜、が見られた所もあったようです。
大分県内でも、苦労して、雲間を縫って、桜と月食を撮影された方がいる、
と、出入りの業者さんからうかがいました。
ところが、今日は、珍しい、雪と桜、が見られた所もあるそうですね。
4月から午前中だけスタッフが一人増えたのですが、
最初は、慣れないそのスタッフに手を取られ、
しかし、今日はその人がお休みだったのですが、
その分、猛烈に忙しい午前中でした。
実質、入職6日目なんですが、すでに相当な戦力になっていたんですね!
明日から、また頼むぞ~~。
今日はへとへとのホシミストでした(^^ゞ