2015.04/25の夜は、予想外に晴れました!
月明かりのある間は、星雲は撮影できませんので、木星に遊んでもらいましたが、
月没後は、久しぶりに散光星雲撮影を楽しみました。
それにしても夜明けが早くなってきたもので、
1対象を1時間撮影したら、二つで夜が明けてしまいました。
もう一つ撮りたかったですが、もう、この夜明けの早さでは無理ですね(^^ゞ
ところで、天体写真の撮影時間ですが、
昔、銀塩フィルム時代は、ガイド撮影30分、とか60分、とかがざらにあって
天体写真はそうやって時間をかけて撮るものなのだ、
と頭に刷り込まれていました。
ところがデジタル写真は、露出を増やせば増やすほど、光を感知はしますが
ノイズが増える、ということもあってか、
あまり露出を長くしない方がよい場合もあるようですね。
もちろん、ノイズが増えない方法での撮影なら、十分に露出をかけられている写真の方が
圧倒的に、綺麗だと思いますけどね・・・。
ちなみに、このペリカン星雲は、露出時間は1枚当たり1分です。
もっとも、同じ構図の写真を約60コマ撮影して
画像処理ソフトで処理をしていますけれど。
悪戯をしたペリカンが飼い主に叱られしゅんとなる、之図 posted by
(C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90(D90f407RD)
Astronomik CLS CCD EOS Clip
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 60秒×58Frame
Takahashi EM100(改)+Celestron NexGuide でオートガイド
Guide Scope:Takahashi FC60(D60f500)
2015.04/25自宅庭より
DSS(L58 D50 F80 DF80 B32) StandardMode AverageStack Saturation17%
Adobe PSE
NeatImage
なんだかそういうふうに見えませんか??というわけで、
今日のブログの表題を付けてみました
すぐそばにある北アメリカ星雲は、画面の入り方によっては
怒っている人のように見えますものですから・・・(^^ゞ
DeepSkyStackerを使い始めてから、初めてのペリカン星雲撮影でしたが
露光時間1分で、ずいぶんと浮かび上がりました。
背景の空の抜けもいいですし、
以前のように星雲が真っ赤っかになることもありませんでした。
久しぶりに散光星雲を撮影して、
DSSを使い始めて自分の写真が生まれ変われたことも確認ができて
ここのところ天候が悪かったフラストレーションも発散できて
気分がすっきりした土曜の夜でした~~