昨夜は疲れ果てて、残業しながら、突っ伏して眠ってしまいました。
で、例によって明け方、あ!と目が覚めたわけですが、
残念ながら、当地は曇り、
水星は見ることはかないませんでした。
金星は雲間から見えたりもしてましたが。
週末にかけて、天気予報は晴れと言ってますが、
気象用語の晴れは、空の多くが雲に覆われていても、晴れ間があれば、「晴れ」
と表現しますので、天体写真を撮る者にとっての晴れ、とは
全然違うんですよね。
まあ、自分の今の疲れ具合から見て、
週末、本当に晴れたとしても、撮影できるかどうか、ですが。
先週末は、ついに、魔女、を撮影しましたよ。
昨年初めて200mmで撮影し、これなら400mmでも撮れそうだ、と思った後
なかなか狙えなかったこの星雲、
ようやく再挑戦です。
エリダヌス座なので、秋の星雲、という分類にしましたが
リゲルのすぐ隣なので、認定オリオン座・冬の星雲、でしょうか??
エリダヌス座の IC2118 魔女の横顔星雲
エリダヌス座の IC2118 魔女の横顔星雲 (IMG_7121) posted by
(C)ホシミスト_3013
タカハシSKY90(D90f407RD)
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 2分×38Fr(RAW)
タカハシEM100+Celestron NexGuide (オートガイド)
2015.10/11 25:15~29:46 JST(+0900)
自宅(大分県別府市)庭より
DSS(L38D43F32DF32B80)StandardMode KappaSigmaClipping Saturation15%
ステライメージ7でカブリ補正
Adpbe Photoshop CS2
NeatImage
撮影中は雲が次々と通り過ぎるので、
3時間近く望遠鏡の傍に張り付いて、雲が近づいたら撮影を止め、
雲が通り過ぎたら撮影を再開する、という繰り返しでした。
それも肉眼で見てダイジョウブ、と思って撮影したのですが
実は薄雲がかかっていた、という画像も多くあったようで、
最初の画像処理ではひどい写真ができ上がりました。
一枚一枚個別にレベル補正して、雲がかかったものを削除していくと、
結局使えるフレームは38フレーム(76分)だけでした(^^ゞ
でもまあ、なんとか形にできてよかった♪
昨年撮影しなかったのは、我が家からでは難しいだろう、と思ったからでした。
反射星雲ですのでCLSフィルターも無効ですし。
でも、一応市街地の我が家からでも、結構写ってくれましたね!