1年前の2015年01月11日に、初めて山に出撃し、
結構派手な彗星の尾が撮影できてから、1年がたちました。
なので、本当は1/12にアップしたかったのですが、
ちょいといろいろありまして、それどころではありませんでした~~。
2015.01/11 ラブジョイ彗星 C/2014 Q2 posted by
(C)ホシミスト_3013
ここまで、いろんな画像処理を試しましたが、
満足!という画像には仕上がりませんでした。
ところが、先日、カタリナ彗星の画像処理をしていて、ふとある方法を思いつき、
その方法でやってみたら、ようやくプリントアウトできる画像が出来上がりました!
そもそも、自分が星の撮影の一つの楽しみとして考えていたのは
プリントアウトして壁に貼りたい、ということでした。
これまで撮影した画像は、よさそうでいて、それでもプリントアウトすると
ちょっと残念な結果になっていました。
ようやく、昨年末に、くじゅうで撮影したM42や馬頭星雲、ばら星雲などが
プリントアウトしても結構きれいな画像になり、喜んでいたところでした。
(しかも、A4はおろかA3ノビで印刷できてしまいました♪)
そして、ようやく、このラブジョイ彗星も。
いずれ詳しくまとめたい、と思っていますが、
Deep Sky Stacker で、Comet Mode で処理をしたのですが、
Comet Mode を KappaSigmaClippingで行えば、恒星が消えることに気が付き、
これが星マスクと同じ効果をもたらし、彗星をよりくっきりとさせることができ、
Averageで処理したものと重ねることで、恒星も不自然さが消えます。
Stars + Comet Mode より、すきな画像です。
(Stars + Comet Mode がうまくいかない理由の一つに
焦点距離が短いことや、撮影のインターバルが短くて、
前のフレームと次のフレームで恒星の移動距離が少なく、
重なる部分があることで、完全に恒星像を消しきれない、
ということが一つの原因なのだろう、ということが、見えてきました)
さて
実は出張中に、いろいろ、予定外のことがありました。
その後処理中にも、ちょっと、カチンとくることがあったりして(^^ゞ
しかも、当社の機材のトラブルに関しての、機械屋さんとのトラブルもあったり。
そういう忙しさもですが、平常心ではなかったので、しばらく内にこもっていました。
しかし、知人と話しているうちに平常心に戻ってこれたので、
ようやくブログ再開です(笑)