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カテゴリ:不動産投資
韓国の著名作家・趙 昌仁さんの「カシコギ」から
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んで行った者があれほど生きたいと願った明日」 --------------------------------------- どこで見たのか覚えていませんが、見て心にズキっと来た言葉だったので、紹介しました。 最近、あちらこちらのHPを見させていただいて、本当に勉強になることが多く、その場限りの気付きで終わらせるのはもったいないと思い、出来るだけPCのメモ帳にコピーしてデスクトップ上に置いておく事にしています。 ときどき、そのファイルを見直し、そのときの気付きを思い出したり、再度かみしめたりしているわけです。 上の言葉は、そんなメモ帳の一つからでした。 --------------------------------------------- 昨日、日本の不動産屋さんの担当者の方からメールをもらいました。 内容は省きますが、今度2月に購入する投資物件の担当をしていただいている方です。 一昨年、私が早期退職を考え始め、その準備というか、退職した場合の経済的な問題の一つの解決策、あるいは対策として、不動産というものに興味を持ち、いくつか不動産屋さんを手当たり次第に訪問し、いろいろ話を伺い、不動産投資の可能性について考え始めた時期にお会いした人です。 以来、昨年の初めに投資用物件を購入、続けて2棟目も3月に購入し、その間ずっとこの方に担当をしていただきました。 今書いたように、私自身、今でさえ、不動産投資というものを自分の家族の生活設計の中で大きなウェイトをかけているものの、その実、不動産投資についてのキャリアは長くありません。 当時は、退職して果たして家族が生活していけるだろうか、特に私の場合は、アメリカに戻り、そこでもし就職をするにしても、どんな職種、どんな会社にその手の需要があるか、全くの白紙でした。 また、日系の米国子会社ではそれなりのポジションを長年続けてきましたが、一人このアメリカで、自分の実力だけで現地系の会社で、同じような力を発揮するということに対しては、それほど自信が持てませんでした。 もしかすると、就職しようとしても、本当に自分の実力を発揮できるような仕事には就けないかもしれない、そんな危惧もありました。 そこで、退職するかどうか、と考えたとき、万一の場合でも、当面家族が生活に困らない、もっと言えば、そこそこの生活レベルだったら維持できるような形を取れないだろうか、と考えたわけです。 その一つの選択肢として不動産投資というものを考えたわけです。 そういった意味では、私は不動産投資に関してはど素人であり、それまで米国で2件の投資をしてはいましたが、それは会社勤めをしながらでも出来る、単なる副収入的な考えで居たのが、初めて、ある意味で主収入になりうるかを考え始めたのでした。 検討を始めてから、退職の申し出をする時期、3月に退職をしようとしたら、少なくとも1月初め、つまり退職の3ヶ月前までに結論をだす必要があり、たったの2,3ヶ月しかありませんでした。 その間に、不動産投資そのものを基礎から勉強し、セミナーを受講し、本を読み、ケーススタディーをし、というような時間は、本業が引き続き忙しい中、とても持てなかったのです。 真剣さだけでは、これだけの大きな決断をするには足りません。 やはり、家族を預かっている、という意識、単に家族だけではなく、妻を私に嫁がせてくれた妻の両親に対しても、私の一存で家族を路頭に迷わせることになったら申し訳が立たないのです。 今まででさえ、仕事の都合で、とはいいながら、家族をアメリカにまでひっぱり、かわいいだろう孫の顔も一年に一度ぐらいしか見せてあげることができなかった、というのに。 ここで、決断をするためには、自分の経験と知識の中では少なくともある程度の確信と信憑性を持てるプランを作り上げること、自分自身納得できることが最低条件でした。 そのいった状況でこの担当者の方と出会いました。 初めこそ広告に出ている中古アパートを中心に、何件も見て回りました。 そのうちに、私の状況を少しずつ理解してくれたこの担当者の方から、いろいろ話を伺い、あるいは考えるヒントを頂き、結局新築物件を購入することになりました。 当初考えていた、2000万円から2500万円ぐらいの投資から、最終的には9000万を超える投資になりました。 当然自己資金がそんなにあるはずもなく、融資の取り付けからなにから、全面的にお世話になりました。 今、米国にいながらある程度生活できているのも、この投資があったからです。 また、中古物件ではなく、新築物件にしておいて本当によかったと思っています。 日本に居られる方は、中古物件の掘り出し物、お宝と呼べるような物件を手に入れ、高利回りでまわし、リスクは自分がこまめに動くことで回避してゆく、という選択肢もありうるでしょう。 しかし、私の場合は、管理会社に委託をするとはいいながら、いざというときでも、おいそれと米国から日本へ飛んで行くわけにはいきません。 そこは、新築ならではの手離れのよさというのか、当面は殆ど手がかからない、という利点によるところが大きいと感じています。 ほとんど素人同然の私が、一年経って、やはりこの物件にしておいてよかったな、と思える物件を世話していただいた、この担当者の方に本当に感謝しています。 そんな時に、とっている不動産関連のメルマガに、こんな私の状況にぴったりの談話が載っていましたので、ここに紹介しておきます。 -------------------------------------------------------- 【 お宝不動産公式セミナー名場面集 】 「浮気をしないでください」 このコーナーでは、お宝不動産公式セミナーでの名場面集を お伝えいたします。 ────────────────────────────────── ● 間違いだらけのパートナー選び ~アパート経営成功の鍵~ 講師:芳屋昌治 (金持ち父さんのサクセス・ストーリーズ日本訳に協力しました) 「浮気をしないでください」 男女関係もおんなじですよね。浮気をしたら捨てられるんです。 男の人も女の人も。 不動産会社との付き合いでも同じなんです。 A社にもB社にもC社にもD社にも頼んでいたらですね、 だいたいどこも真剣に取引してくれないですよ。 自分が、真剣にいろんな不動産を案内してるときに、偶然見つかったB社の 不動産を買ってしまったら、今まで使っていた僕の労力はどうなるの? って話になるわけですよ。 いつ決まるかわからないお客さんを追ってる暇はないんですよ。 僕らとしては。 「これは良いですよ」と僕が言ったら、「わかった」と言って判子 押せる人が大体投資で成功する人なんですよね。 パートナーにもよりますけどね。 騙されちゃうケースもありますから(笑) ただ、それだけの信頼関係を気づけるパートナーを見つけることが 実は不動産を見つけるより大事なんですよ。 -------------------------------------------------------- 私の実感と、この談話。ポイントは同じです。 素人が不動産投資をする場合の、あまり語られない部分、いや一般的にはあまり語りにくい部分でもあるかと思いますが、本当にその通りだと感じる次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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