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カテゴリ:読書
今なぜアインシュタインか? って、誰もそんなことは言っていない・・・。ただ、私が「誰でもわかるアインシュタインの相対性理論」という本を読んでいる、ってだけです(笑) この本「誰でもわかる」と銘打ついるにもかかわらず、相対性理論の説明はほんのわずかしかない。その結果を伝えるだけ。だったら確かにわかるもわからないもなく、そんなもんか、ということになる。 で、じゃあ、この本の大部分は何に当てられているか、というと、アインシュタインのすごいところはいったいなんだったのか?という点におかれている。 以前タイム誌が、20世紀を代表する人を一人挙げるとしたら、という特集を組んだことがある。 政治、経済、産業界、芸術、文学、科学いろいろな分野があるので、その中でただ一人を選ぶのは難しい。 しかし、あえて選ぶとすれば、ということで一位になったのは、このアインシュタインであった。 彼の偉大さは、たとえば日本人でも、ものごころ付けば誰でも名前をしっていることでもわかる。他の偉人・賢人で、世界中で、名前が知られている人でも、ここまで浸透している人の名前はないかもしれない。 そして、ただ名前を知られているということにとどまらず、彼の業績は、単に理論物理学のみならず、それまでの世界観を大幅に変革した、という点において、哲学はもとより、文学や他の芸術にまで大きな影響を与えた。 依然として、彼の時間と空間に関する新しい認識は人々の常識にまではなっていないし、依然としてニュートン的な世界観の域を出ていないかもしれないが、それでも、本当は、という前提で、絶対時間とか絶対空間というものはない、という真実はいろいろなところに影響を与えている。 そして、この本を読んだ私の感想のひとつとして、このアインシュタインの性格が非常に自分に似ていること!(笑) まあ、頭の出来やら、発想のすばらしさは比べるのもおこがましいが、性格だったら似ているかどうか、という範疇だから許されるだろう。 子供に、俺はアインシュタインと性格が似ている、と言ったらばかにされたが・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.15 11:05:08
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