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独裁者は国や国民が困っても一向に構わないのが普通である。 国連安保理がいかに貿易に制限を加えたところで、それを無視する国は存在する。それに制裁を加える国はないから国連決議はザルに等しい。 独裁者は、自分が政権を維持し続けることができるかどうかが最大の判断材料である。それ以外の問題は後回しになるのだということを理解しないでは、何を論じたところで的外れになる。
小国であればいざ知らず、自国に大量の資源を抱えていたら、国民がいかに困窮しようが自分は贅沢に暮らすことには困らないということを見逃していたら、判断は狂う。 不満を募らせた国民が騒いだところで、強権を行使して封じ込めることができる強固な体制を完備しているのである。デモくらいでは痛くも痒くもない。 戦争をしたらデメリットの方が大きいだろうからそういう選択はしないだろうと思うのは、日本のようにお花畑教育が行きわたった国の国民だけなのではないのか? 日本はその上ご丁寧にも、独裁国家の横暴を庇うのが先進的なのだとする意見を述べる者に疑問すら覚えなくなっている。一見もっともらしいことを言うから簡単に騙される。 ロシアや中国や北朝鮮の動きを日本人的な感覚で判断しようとしたら、理解の範囲を超える。 核兵器を背景にした軍事力の脅威にひれ伏す結果となるまで気づけないとしたら愚かすぎる。 自分のことは自分で守るというのが人類の基本理念である。 うまいことを言う人に引きずり回されて目を曇らしていると取り返しのできない事態に陥りかねない。まさかそれが日本人の望みではあるまい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私が書いた小説 「夏風越の(なつかざこしの)」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887709936/episodes/1177354054887713218 「鵯越え」・・・・「夏風越の)」の続編です https://kakuyomu.jp/works/1177354054935239046/episodes/1177354054935239209 「くぬぎ越え」・・・「夏風越の)」の続々編です https://kakuyomu.jp/works/1177354054954452867/episodes/1177354054954453601 「遺された難所 疎にして越え難きもの」・・・時々書き足しています https://kakuyomu.jp/works/16816452218414122553/episodes/16816452218414238883 「夜叉姫変化」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.02 11:08:26
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