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放っておけば好き勝手なことを言い出すのが国際社会である。 軍事バランスが崩れれば、口実をつけて隣国に侵略するのだということを理解していなければならない。 占領してしまえば後はどうにでもできる。他国は見ているだけでどうにもできないのである。
ロシアは今度は北海道が自国のものだと言い張りだした。 ロシアの「レグナム通信」に対しても、中道左派の野党「公正ロシア」の党首を務めるミロノフ氏は同様の発言をしている。4月4日付の同通信の記事によると、ミロノフ氏は 「どんな国でも、隣国に対して権利を主張することはできるし、そうする正当な理由もある。最近まで、クリル諸島について、そのような願望を示してきたのは日本だけだった。しかし、多くの専門家は、ロシアが北海道に対してあらゆる権利を持っていると考えている」 などとツイートと同様の主張を展開した上で、 「日本の政治家が、第二次世界大戦の教訓と関東軍の運命を完全に忘れていないことを望んでいる。さもなければ記憶を新たにせざるを得なくなるだろう」 と警告したという。 そんな屁理屈を言う前に、不可侵条約を反故にして不法に占拠した北方領土を返還しろっ!
この記事では、日本によるウクライナ問題への制裁や、北方領土に対する「不法占拠」表現の復活にも触れており、ミロノフ氏の発言は日本側の動きに反応して出たと受け止められているようだ。 ミロノフ氏が言う「一部の専門家」「多くの専門家」が、具体的に誰のことを指すのかは不明だ。ただ、「レグナム通信」では、政治学者のセルゲイ・チェルニャホフスキー氏が「東京(日本政府は)は、歴史的にロシア領であった北海道を不適切に保持している」と主張していることを紹介している。この主張によると、日本とロシアとの国境を択捉島と得撫島の間に引くことを決め、北海道が日本領だとされた1855年の日露和親条約は「純粋な誤解」。北海道について次のような主張を展開していた。 「ロシア人開拓者が交易のために開発、植民地化を行い、利用していた。そこ(北海道)にはアイヌ民族が住んでいた。サハリンやウラジオストク近郊、カムチャッカの南部に住んでいるのと同じ民族で、ロシアの民族のひとつだ」 要するに、国際的に信用して交流できる国ではないということである。
同様に、韓国による竹島の不法占拠も、日本側が厳正な対応をしてこなかったことで、今度は対馬が韓国領であると主張している。どの面下げてそんなことがほざけるのかっ! 韓国が日本に対して軍事行動を起こせるとは思えないが、目に余る。 人がよいのは、国際的には悪となることが多い。甘く見ていると国際紛争に発展しかねない。 日本人は目を覚まして、現実を見つめなおさねばならない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私が書いた小説 「夏風越の(なつかざこしの)」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887709936/episodes/1177354054887713218 「鵯越え」・・・・「夏風越の)」の続編です https://kakuyomu.jp/works/1177354054935239046/episodes/1177354054935239209 「くぬぎ越え」・・・「夏風越の)」の続々編です https://kakuyomu.jp/works/1177354054954452867/episodes/1177354054954453601 「遺された難所 疎にして越え難きもの」・・・時々書き足しています https://kakuyomu.jp/works/16816452218414122553/episodes/16816452218414238883 「夜叉姫変化」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.10 12:03:54
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