2009/07/09(木)00:51
『グイン・サーガ 1 豹頭』 栗本 薫 (著) 早川書房
100巻を超えた長大なサーガで、「今さら読むもんか」と思ってた。
だけど、この春からNHKで始まったアニメを見て、原作を読んでみたくなった。
・・・というか見ることができなかった回があるので、ストーリーがどうなっているか気になったというところだけど。
この新書版は今年の3月から出ているもの。
読みやすいけど、表紙がちょっと恥ずかしい。
まるで‘タイガーマスク’みたい(豹だけど)。
カバーもかけずに通勤電車で読みふけるのは勇気がいるわ。
まあまあ面白かったと思う。
でも知人は、「双子の王子と王女が故郷へ帰るあたり(新書版だと8巻めあたり?)で、今後も読み続けるかどうか、考えた方がいいよ。」と謎のようなことを言う(笑)。
??
私は作者が亡くなられているので、ついに未完になった長~いサーガを読むことそのものが恐ろしい。だって遂に解決しない何かが残る、ということじゃあないの・・・と思うのだった。