新国立劇場「アイーダ」(3/30)
新国立で「アイーダ」をやると、必ず見に行くことにしています。「今回で打ち切りかもしれない」と毎回思うからです。【指揮】ミヒャエル・ギュットラー【アイーダ】ラトニア・ムーア【ラダメス】カルロ・ヴェントレ【アムネリス】マリアンネ・コルネッティ【アモナズロ】堀内康雄【ランフィス】妻屋秀和【エジプト国王】平野 和【伝令】樋口達哉【巫女】半田美和子【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京交響楽団主役級は声がよく出ていました。一本調子のヴェントレですが、ラダメスはこういうものだろうと思うし、アムネリスは逆に人間くさく、歌唱も安定しました。「まあまあ、いいんじゃないの」・・・そんな評価も聞こえてきたアイーダのラトニア・ムーアですが、私はちょっと金属的な声質が気に入りませんでした。想定以上に良かったのは、アモナズロの堀内康雄さん。アイーダが父への協力をいったん断ったときの怒りなど、熱演。馬は今回も健在でした。一瞬の登場なのに、御苦労さまです。。。