2011/09/24(土)22:39
いまさらという感じの社会保険電子媒体の拡大
またまた久々の更新です。9月に入って2回目の更新です
世間は、先週3連休、今週も3連休だと思いますが、当事務所は連休に関係なく仕事をしております。
先週末あたりまでは、まだまだ残暑が厳しいなと思っていたのですが、今週の列島台風直撃によって残暑の影が跡形もなくなってしまいました。
そのため、半袖から長袖のワイシャツに替わり、夕方になるとそれでも寒いためウインドブレーカーを羽織って仕事しています。
気候的には、本格的な秋を通り越して冬が一気に来てしまうのかと錯覚を起こしそうです。
我が家では、早速物置からコタツを出し始めました
話はくるりと変わりますが、社会保険の届出に関して電子媒体の拡大について年金機構から案内がされています。
従来FD(フロッピーディスク)やMOによって届出をすることも可能とされていたのですが、今年の12月からはこれらに加えてCDやDVDによって届出をすることも可能となるとのことです。
あまりFDなどで届出をする事業所は多くないと思いますが、事務の簡素化から社会保険庁が解体される前から活用されていた制度です。
しかし最近は、パソコン機能も飛躍的に変化してきている状況の中、フロッピーを使用することはほとんどなくなったと言っていいでしょう。
むしろ、CD、DVDの活用は当然であり、使いやすさという点ではメモリスティック(USBメモリ)が主流になってきています。
届出に関する電子媒体の拡大は、FDはすでに生産停止になっており、すでに何年も前からパソコンにはフロッピー挿入部分がなくなっていることが理由のようです。
なんか今更の感が否めないのですが、こうした対応の遅さを見ていると、日本年金機構もいまだに一行政機関の体質から抜け出せないのだなという感じです。
しかも、ただちにこうした措置をとるのではなくて、あと2ヶ月余り先からの実施というのですから、あきれてしまいます。
もっとも、電子媒体による届出は作成プログラムが定式化されているため、それにあわせて届出しなければならず面倒だということを、フロッピーで届出をしていた会社では言っていました。
そのため、結果として手書きで届出するのと手間の関係では変わりないとして、FDによる届出をやめてしまったところが多くあります。
CDやDVDになっても、定式化されたプログラムを組み込まないといけないため、結局いままでとそれほど変わるわけではないようです。
まさに、使える電子媒体を多くするだけの話であって、それ以外の何ものでもないわけです。
それよりも、電子申請をもっとやりやすくした方がいいのではないかと思います。
私も電子証明書の交付は受けていますが、使いにくさと手間暇の関係で、結局紙媒体での届出で間に合わせています。
それほど届出の実務が多くないことも影響していますが、いずれはというか早晩電子申請を本格的に進めていかなければと思っています。
電子媒体の拡大も、もっと利用者の利便性を踏まえておこなってもらいたいですよね
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