我孫子野鳥情報

ジャパンバードフェスティバルを２日後に控え、手賀沼親水広場ではテント張りや舞台作りが進んでいた。ひと時ギーギーと鳴いていたコゲラが、鳴くのを止め桜の枝にしがみついてじっとしている。近くでシジュカラが警戒音を発し親水広場はなかなか賑やかであった。

親水広場の噴水前デッキ前の手賀沼には、オナガガモやオオバンが集まって水面を泳いでいた。ユリカモメが噴水の上を行き来し、傍らで休息をしていた。

カモ（？）の群れが棹になり鉤になり、南に移動していた。

そのような中、ミサゴが手賀沼上空を羽ばたきながら沼の上空をゆっくりと大きく回りながら魚を探している。時々羽ばたきを止め滑空をしている。ミサゴの漁は、豪快だ。獲物を見つけると滑空を突如止め、猛烈なスピードで水面に突入した。眼前で行われたこのダイビングは凄い。しかし漁は失敗、また獲物を求め上空に戻り物色し再度トライしているがなかなか上手くいかない。

魚獲りの名人のミサゴでも難しい実態を目の当たりにした。（鷭）