セッカの跨ぎ、ノビタキのとまり
ノビタキが我孫子市ゆうゆう公園(利根川河川敷)のビオトープでノビタキがみえるとの話を聞き、10/1(木)6:30-8:00ビオトープへ行った。出そうなセイタカアワダチソウ、葦の上を見ても、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ等がみえるのみで、ノビタキはいっこうに見えない。頭上ではチョウゲンボウ、トビが飛び、モズ、コジュケイの鳴き声もきこえる。ノビタキが出ないので帰ろうとした時、セッカらしき鳥2羽が目の前の枯れ草の茎にとまった。双眼鏡で見て、ノビタキであることがわかった。その後10/4(日),10/9(金),10/10(土)早朝--午前中ノビタキを観察・撮影に通った。ノビタキの留まる時刻・場所も分かるようになった。ノビタキのでるのを待つ間、セッカが多く飛びまわるので、セッカを観察・撮影することになる。しかし、今の時期のセッカは素早く、しかもなかなか高い草の上に留らず、草の中に入ってしまう。じっとみていると、低い草むら中でも明るい光の中で、セッカがみえた。なんと、二本の草の茎に片足ずつかけたり、一本の草の茎に両足をかけて留っている。そうこうしていると、本命のノビタキがセイタカアワダチソウの上にとまる。ノビタキはノンビリとしかも見え易い高い草の頂にとまるので見ていて楽しくなる。 今回ノキタキのとまり、セッカの跨ぎをみたゆうゆう公園は我孫子市の河川敷に作られた全長3.5km,幅は200-500mの公園で、ビオトープのある自然観察ゾーン、サッカー・野球場のあるスポーツゾーン、デイキャンプ・マウンテンバイク場・水上コンサート場のあるファミリー・リクレーションゾーン、葦・薄の原のある自然緑地ゾーンに分かれているので、場所により、見られる鳥の種類が異なるので、なかなか面白い探鳥地と思われる。散歩の時間、休日は人が多くなるので、平日の早朝からの探鳥がお勧めである。利根川の対岸には、取手市小文間の探鳥地があります。(翠鳥)