|
テーマ:癌(3547)
カテゴリ:休薬期間
ご飯を食べてもすぐ吐いてしまったり、気持ち悪いというママの様子を見かねて、朝、病院へ連れて行きました。
今までは病院でも自分で歩いていたのに、今日は車椅子を使いたいというので初めてママを乗せて病院内を移動しました。今年の初めにホームヘルパーの実習でやったことが、こんな時に役立つとは…(悲) 主治医は他の病院へ行っていたので、同じチームの他の先生が診察してくれました。 ママの様子を見て、食べれないのはよくないし、胃の下部が狭くなっている可能性が高いから、入院してください、と言われてしまいました。 覚悟はしていて、入院準備の荷物も一応車に積んであったのですが、やっぱりとてもショックでした。 X線写真を数枚とりましたが、体位をいろいろ変えるので、そこでも吐いてしまいました…やっぱりもっと早く病院へ連れてこれば良かった… 処置室で採血と生理食塩水の点滴をしてもらい、病室へ。 ママは個室を希望しましたが、空いてなかったので、二人部屋へ。 でも同室の方がいらっしゃらなかったので、実質上個室です。 X線写真を見た結果、胃にたくさんの食べ物が詰まっていることがわかりました。そこで、鼻にチューブを入れて、胃の中にたまっているドロドロの内容物を抜きました。全部で1.5リットルぐらいありました! こんなにあったので、胃のあたりがポコッと出っ張っていたのです。 内容物はまるでお好み焼きのタネのようで、ところどころに海苔の残骸が見えました。ママはおにぎりやおかゆに大好きな海苔をつけて食べていたのです。 元気になってほしいから、なんとか食べさせようとしたのですが、とってもとっても出てくる内容物を見て、それが仇になってしまったことを知り、とても悲しくなってきました。 まだ今後も出てくるらしいので、胃を空っぽにするためにしばらくチューブを入れたままにするそうです。もちろん絶食です。 今日は腕から栄養点滴を入れていますが、それでは量が追い付かないので、明日、肩のところに管を入れる簡単な手術があるそうです。4年前おばあちゃんが手術の前に処置したものと一緒です。今後は栄養点滴も鎮痛剤もそこから入れます。 胃の下の方(十二指腸に近い方)が塞がってきているので、これ以上穴が塞がらないようにステント(金属の金網の筒)を内視鏡を使っていれる予定となりました。これは来年早々やるようです。 家に帰ってくると今朝までママが使っていたベッドや洋服がありました。 片付けていると自然と涙が出てきました。 早く家に戻って来てほしい… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/12/27 12:11:44 AM
[休薬期間] カテゴリの最新記事
|