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カテゴリ:サッカーユニフォーム(日本代表)
2002年日韓ワールドカップの日本代表ユニフォームは、東アジアの夏特有の高温多湿対策でオーセンティックモデルはメッシュ地のインナーが一体となった二重構造になっていましたが、その他にも大きく改善(改悪?)されたのがユニフォームの軽量化でした。 軽量化の一つが、これまで刺繍されていたJFA(日本サッカー協会)のバッジ(エンブレム)やadidasのスリーストライプスの圧着プリント化です。 圧着プリントだと雨や汗を吸って重くなることはないので、選手のプレーの質の向上には貢献していたのではないかと思います。 でも、選手用のオーセンティックモデルだけでなく、サポーター用に大量生産されるレプリカモデルも圧着プリントにしたのはいかがなものだったのか。 圧着プリントのバッジやスリーストライプスは、何回か洗濯を繰り返すと剥がれ落ちてしまう耐久性の悪さでした。 私自身、このモデルのユニフォームを試合観戦やフットサルで着て、その都度洗濯していたら、バッジやスリーストライプスがぼろぼろに剥がれ落ち、ほぼ無地にさせてしまった経験があります。 実はこの2002モデルの日本代表ユニフォームは、海外市場向けにイギリスでも製造されていたようです。 おそらく日本代表ユニフォームが海外向けに製造・販売されたのはこれが初めてなのではないかと思います。 当時、青山にあったインポートユニフォームを取り扱っていた店でそのイギリス製ユニフォームが日本製の1.5倍くらいの価格で売られていたのを見かけた記憶があります。 その時は日本代表も海外で発売されるくらいに認知されてきたのかと感慨深いだけだったのですが、前段の圧着プリントのユニフォームをダメにしてしまった頃から、自分自身の保存用にこの海外向けユニフォームを探すようになりました。 というのはイギリス製ユニフォームは、日本製のものと異なり、バッジやスリーストライプスが刺繍になっていて、耐久性に優れていたからです。 日韓ワールドカップから約1年半後の2023年12月、ロンドンに行く機会があり、スポーツ店やサッカーシャツの古着を扱っているお店を見て回ったことがありますが、見つけることはできませんでした。 冷静に考えればイギリスで製造されていたとはいえ、当時はたかがワールドカップに2回出場しただけ、開催国だから作ってみましたくらいなものなので、流通枚数は非常に少なかったのでしょう。 そうこうしているうちに十数年が経ってしまったのですが、ネットオークションで偶然見つけ、手に入れることができました。 サインは、日韓大会のヒーローのひとり、稲本潤一のもの。 今年(2023年)、関東サッカーリーグ1部の南葛SCの試合後のファンサービスでいただきました。 (2023.10.04 稲本潤一選手のサイン!〜南葛SC vs 流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎) 日韓大会では3試合をスタジアムで観ることができたのですが、そのうち1つが横浜国際総合競技場で行われた日本のグループリーグ第2戦のロシア戦でした。 稲本の2試合連続になるゴールで1ー0で勝利したこの試合は、FIFAワールドカップにおける日本の初勝利になりました。 この歴史的な勝利に立ち会えたことは私の自慢です。 なので、このユニフォームに稲本からサインをいただいたときはもう嬉しくて。 我が家の家宝です。 From my vault: adidas 2002-03 Japan made in UK Autographed by INAMOTO Junichi, a formar Japan international. #Japan #jfa #daihyo #footballjersey #footballshirt #soccerjersey #soccershirt #adidas お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.18 19:08:16
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