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テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:社会一般
自分のことしか考えられないと批判される中国人。 人を信用せず、お金と親戚のみ信じる中国人。 ・・・色々理由をつけて嫌われる中国ですが、先日ある中国企業の社長と話していると、文化大革命の影響が大きいとのこと。 このプロレタリア文化大革命は、1960年代後半から1970年代前半までの約10年間続いた、政治・思想・文化・社会のすべてに渡る改革運動で、この時人材・文化財、人々の考え方に大きな被害を与えました。 実際には、共産党内部の権力闘争ですから、一般庶民は被害者ですね。 中国政府も文革は間違いだったと認めています。 この約10年間、中国は人として間違った教育をされ、自分の身を守るための行動を学んだと言えます。 そのときの大人たちだけでなく、子どもだった人々も、時代が変わった今もなお、根底にこの時の生き方が身についており、自分の子ども・孫たちにも間違った教育をしており、現在のような評価になっていると思われます。 一部の良識ある人々は理解しているのですが、こういう批判が出ると決まって「文革の影響はそう簡単には消せない」と言います。 これが言い訳にしか聞こえないのは、私だけでしょうか。 少なくとも、今間違っていると理解している人々もあり、文革は失政と広く認識されており、その期間も僅か10年です。 政府主導でも民間主導(許されないか?)でも、一つ一つの家庭から改善は進められると考えてしまいます。 中国に望まれているのは、街をきれいにすることや、経済的に発展することだけでなく、他国と相互平等に尊敬しあえる社会作りだと思います。 こういった話題になると、 「しかし日本人は文革より前の戦争から中国を蔑視している。昔は日本も中国を尊敬しており、友好の歴史の方が長い。なぜ今のような関係になってしまったのか?」 と聞かれます。 中国の人に納得してもらえる明快な答えをお持ちの方、ご意見をお聞かせ下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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