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テーマ:中国&台湾(3305)
カテゴリ:教育問題
私が中国に初めて来た学生時代、各地域で学ぶ留学生のコメントには、「中国人からは、生きるパワーが感じられて新鮮!」というような陳腐な言葉が多かったように記憶しています。 僅か3年間とはいえ、航空自衛隊で勤務の経験がある私の当時の感想は 「生きるパワーを感じていない日本人の方がおかしいんじゃないのか?」 日本式の正しさを主張しても、世界では通用しないことも多々あり、お金儲けをしたい各国は少なくとも表面上、中国を刺戟しないような言動ばかり。 言うまでもありませんが、国際社会は国益最優先。 利用もあれば、騙しもありで、各国に影響を及ぼしながら、自国の利益を守り、拡大して行きます。 これが厳しい現実であり、我々はもう少し意識した方が良いと感じます。 では我々日本の一般庶民は、どうやって対抗するべきなのか。 やはり教育によって、「日本人の競争力」を向上させるのが最優先ではないかと感じます。 知識量のみならず、我々の大切な考え方・技術・開発力を徹底的に磨き、その面で国際的な競争力を養うことが大切です。 北欧の例を見ても、それほど長い時間が必要な訳でもありません。 私の自衛隊時代は単に、身体を鍛えてお金がもらえるなんて幸せ、と感じていましたが、自分の頭を使う必要はあまり無く、上の決めたことを実施するのみでした。 体罰なんて当たり前、理不尽な暴力も時々ありました。 しかし、身体で覚えるべきこと、組織の一員として生きること、上下関係の意味などは、今考えても、いつの時代にも必要な良い経験であり、それを基礎として、現在の自分があると考えています。 こういう経験が出来るところは少なく、優れた指導者も多くないと思われますから、我々は社会で、より自律的に生きる必要があるのではないかと感じています。 我々の「生きるパワー」を発揮しないといけません。 因みに、かつての日本軍を徹底的に批判する中国・韓国の人々も、私が自衛隊経験があることは反対に高く評価し、国も時間も違えど「軍隊仲間」のような雰囲気で、仲良くお付き合いをしています。 軍隊経験が無いと男として認めない、なんて方も多いみたいですね。 中国の楽しいお話はこちら! 中国自動車業界の無料レポートはこちらから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 12, 2005 02:40:06 PM
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