自動車部品＠中国専門商社　一橋国際有限公司

昨日、初めて中国に進出する自動車関係の日本企業と面談をする機会がありました。
同社は中国企業と協力し、日本製造の商品を代理販売し、不足分を現地調達、いずれは日本製造品も中国製造に転換、という計画です。


今回が初めての中国展開ということで、社内には中国に詳しい方が少ないながら、着々と準備が進み、来月には一号店がオープンします。


彼らが中国展開する際に重視したこととして、

イ）中方との協力形態
ロ）マーケティング（現場確認）
ハ）販売網の確立
ニ）同社の「製品」に関する各種法規
ホ）同業他社の動向（失敗ケースの研究など）
ヘ）広東省ということで、香港代理店との競合（物流・流通）
ト）材料・製品の調達先確保

等で、必要としているのは、実際に出て来てからの具体的な細かいことが多かったようです。


よって、中国で日系企業をサポートする企業は、日本での活動、駐在員との調整と同時に、実務部隊をサポート出来る、必要分野でのエージェント確保等が重要になって来るのではないかと考えます。


弊社は今回、同社の不足している関連自動車部品の調達先確保を委託され、今後拠点の一つとなる中国企業のご案内なども行いました。


中国進出企業のサポートという点で、弊社がお付合いのある日本企業では、生産管理的サポートを一貫して請負うサービスを提供しています。
同社の場合は進出済み企業が対象で、中国ビジネス計画が進展した際には当然関連する内容ですね。


大手商社的な包括的サポートも必要ですが、現地での具体的な活動までお手伝い出来る専門的な企業は、今後も需要があるのではないかと思います。



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