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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国ビジネス
日本の方に中国企業を紹介する際、製品品質や工場管理以外によく指摘されるのが、使用する材料や工場廃水等が、環境に優しいものであるかどうかという点。 ISO9000やQS9000の認証を受けたことをアピールする中国企業は多いのですが、ISO14000シリーズの認証を受けていると聞くことは、あまりありません(業界にもよるのかも知れませんが・・)。 最近では鉛の問題や、メッキ処理に含まれる六価クロムなど、客先からの指定で初めて問題を知る、という工場も少なくないようです。 客先指定でそれに従ってくれると問題無いのですが、元々多くは環境に対する意識が低いので、勝手に材料を変更したり、コストダウンのために工程変更をしたりすると、それに伴って有害物質を含んだ製品を製造してしまうこともあるようです。 工場見学をして、経営方針を確認し、材料指定もしっかりしても、問題が起きた場合の賠償責任などは明確に契約しておくべきだと思います。 金額が大きい場合、実際の取立ては難しい場合がありますが、問題を事前に防ぐための予防措置としては、一定の効果が期待出来ます。 中国の楽しいお話はこちら! 中国自動車業界の無料レポートはこちらから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 27, 2006 10:49:08 AM
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