本日は観劇日誌です。
ネタばれありの私的感想あり(責めないでね)です。
キャラメルボックスを知らない人にはチンプンカンプンなので、
読み飛ばしてください。
私のキャラメルボックス初観劇は、 8年前の『TRUTH』。
以前からキャラメルボックスに興味のあった友人が、
上川隆也ファンの私を誘ってみた。
最初は「神戸~?神戸までわざわざ観にいくの?」だったけど、
当時から神戸は好きな街だったし、観光ついでにお供することにした。
初めての舞台は、最前列。
時代劇だったので、草履に素足の上川さんの親指の毛まで見える距離(笑)
いやいや、自然目線がその高さだったのですよ。
決して、足フェチでは・・・あったりして
目の前で繰り広げられる生の舞台に、
そして、てるキャラメルボックスにすっかりハマった私達。
すぐにサポーター(ファンクラブ)になり、しばらくは毎公演二人で
通っておりました。
その友人とは、あることをきっかけに縁が切れ、
私も一人暮らしを始めて、めっきり回数は減ってしまったけど、
いつも気にはなっています。
今回はちょうど神戸公演が、名古屋行きと重なったので、
ラッキーと速攻とりました。
今公演『まっさをな』は、私が初めて観た公演『TRUTH』の女性版と
言われている新作。
ストーリー(私の記憶です、違ってたらごめんなさい)
旅芸人の千鶴は、自分にそっくりの娘を亡くした小田原藩家老の
養女となる。家老の娘としてはずかしくないよう一生懸命、
明るく頑張る彼女の姿に、家老一家は以前の明るさを取り戻す。
ただ一人、彼女にそっけなかった嫡男啓一郎さえも、
次第に彼女の明るさに救われはじめる。
一方世間では大地震による大被害から復興が進まないのは、
台場作りにお金をかけた家老のせいだとの批判から台場作りに
関係した役人達が次々に命を狙われ、
家老自身もいつ狙われるかわからない。
いったい犯人は誰なのか?そして、啓一郎と千鶴はどうなるのか?
新作として観にいってる私にとって、「TRUTHそっくりじゃん」・・・と少しがっくし。
それに、女性版と言われるほど女性が活躍するわけでもないじゃん・・・
というのが感想。
私的にヒットしたのは、舞台小屋のおやじ。
「こんなおっさん、キャラメルにいた?客演?」なんて思ってたら、
筒井さんだったのね~。
おっさんぶりが板についてたわよん♪
それと、女中「りく」役の岡内さん。
「えっ!?岡内さんが女中?」と驚きましたが、
優等生イメージの岡内さんにぴったりの役でした。
今回主役(ですよね?)の温井さん・・・ごめんなさい、
私この人の顔が嫌いなんです。
最悪のコメントでほんと申し訳ないですが、
一度嫌いと思ったら、「嫌いなものは、嫌い」な私、
養女にもらわれてどんなに頑張ったって、
「ふん、かわいこぶっちゃって」と思っちゃうのよ。
・・・こういう性格って、もしかして「静馬」と一緒?
その「静馬」。大内さんは、やっぱり素敵♪
でも、「静馬」のひねくれ根性は、いただけないわね。
同じ貧乏人として、気持ちはよ~くわかるわよ。だからってねぇ、
最初から「かんじわる~」なのは、「×啓一郎」の伏線を張ってるから?
で、「啓一郎」(岡田さん)は、可もなく、不可もなく・・・かしら。
今回のゲストは、劇団新感線の「粟根まこと」さん。
これまた、大好きな劇団の、大好きな役者さんです。
と~ってもいじわるそうな顔ですが、おもしろい。
今公演は、彼なくして、盛り上がらず的なかんじでしたが、
少し客演に頼りすぎちゃあいませんか?
ところで、どこがどう「まっさをな」だったのでしょう?
これを観た人は、観終わった後、青空が広がったのかしら?
私は、そうでもなかったですが・・・。
次は、「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」の再々演。
私が一番泣いた舞台です。
観たい~