|
カテゴリ:カテゴリ未分類
生き物は自分の縄張りを守るため、メスを得るためにオス同士がケンカをする事は自然の営みであり、時には残酷な結果があるけれどそれはごく当たり前の事だ。
水族館の水槽の中でもしばしばケンカの場面を目撃する事がある。 今回のケンカはガーデンイ―ル。 この水族館にはチンアナゴとニシキアナゴの二種類、合計約40匹が70×50cm位の水槽で展示されている。 ガーデンイールは砂地に身体を潜らせて、頭を出して流れに乗ってくる餌を食べている。とても臆病な魚なので近寄る事がとても困難なお魚だ。沖縄ではどんなに頑張っても1mが限界だった。 水槽もそれなりの水流を作って餌が流れるようにしてあって、「?」のような格好で流れに向かって上半身を出している。(どこまでが上半身で、どこからが下半身はわかりません。) 臆病な魚なので壁際に多く潜っていて真ん中やアクリルガラスの近くにはあまりいない。すると当然の事ながら壁際のガーデンイールはお隣さん迄の距離が近いため餌の取り合いが起こってしまう。よく観察していると必ずしも大きいヤツが小さいヤツを攻撃しているとは限らない。おチビが大きくて太いヤツを威嚇したり攻撃したりしている。 威嚇は口を大きくパクパク動かしながらエラの下あたりを噛み付こうとする。攻撃された側は噛み付かれるのが嫌だから身体を大きく曲げて避けようとする。ちょうど「?」が横に広がったような格好になる。でも絶対に穴からは出ないでシッポの部分は穴に入ったままなのだ。 タイミング良く攻撃を避けられないとパクッと齧られてしまう。 でも齧られる方も黙っていないで齧り返す。お互いが首根っこを齧った状態で引っ張ったり押したりしている。また、お互いの口と口で齧りあっている事もある。 しかし10秒位齧るとお互いに放してしまう。血が出たり強烈なダメージを与えるような事はしないみたいだ。 そしてまた餌が流れてこないかな~っていうふうな態度で流れを見つめている。 で、暫くするとまた齧ったり齧られたりしている。そんなに嫌だったら別の場所に移動すれば良いのにと思うのだけれど、結構頑固にその場所に固執している。昼間は穴から全部身体を出す事が無いのだろうか。 でも夜の間に場所は移動しているようだ。日によっている場所が変わっていますからね。 残念ながら未だに砂から出たガーデンイールの全身を見た事が無い。シッポの部分はどんな格好をしているんだろう。 もし、水槽が砂じゃなくて固い底だったらどんな生活をするんだろうと思ってしまうインチキストラクターだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
( ̄∇ ̄;)アッハッハ
それは、ちょっとみてみたいです♪ ガーデンイールのシッポと砂の無いガーデンイールの生活。 でもそんなことしたら、ストレス凄いんだろうなぁ。 (2004年12月14日 17時54分32秒)
「もし、水槽が砂じゃなくて固い底だったらどんな生活をするんだろう・・・」
私もすごく気になります、もちろん全形も。 だいたいガーデンイールはどのぐらいな長さなんでしょう? すごく長いって聞いたことがある様な・・・。 >私も昔、食品工場でアルバイトした事がありますが、ネット帽子にマスクは勿論、全身をコロコロで髪の毛なんかを取って、エアーシャワーを浴び、手をアルコールで消毒するとドアが開いて工場に入っていけた事を思い出しました。 笑・・・まさにこれです。一緒です。 食品を扱う工場はどこも同じなのですね~。 ハラペコサメ子さん、もうそうなると生きてるのもかわいそう・・・。 (2004年12月15日 01時49分40秒)
縄張りの為に喧嘩するっておもしろいです
私は日ごろ人のお悩み相談を受ける立場に いるのですが、そういえば 人が怒るときって ある種の縄張りを 犯された時だと思い当たります 新しい発見です 大喜び♪ こんどカウンセリングするときは この人の縄張りはなんだろう? って考えて見ます (2004年12月15日 20時10分42秒) |