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カテゴリ:National Team
土曜日のイングランド対オーストリア戦。
イングランドはこの試合と次のポーランド戦に2連勝してグループ1位突破が決まる。それ以外だとグループ2位になり、最悪の場合プレーオフに回ることになってしまう。各グループ2位のうち上位2カ国に入れば、プレーオフをせずワールドカップ出場が決まるが、イングランドにとっては2位通過は負けにも等しいので、何としても2連勝して1位で出場を決めたい。 試合内容は省略して、結果は1対0でイングランドの勝利。24分にオーウェンが獲得して得たPKをランパードが決めて先制し、それを“守りきった”。文字通り“守りきった”。 確か57分ぐらいのこと。ボールを競りにいったベッカムがイエローカードを貰った。これでベッカムの次戦出場停止が決まった。さらに1分も経たないうちに自陣エリア手前で相手を倒したとしてイエローカードを貰ってしまい2枚目。これでベッカムが退場し、イングランドは10人になってしまった。 さらにはなんでもないプレーでキャンベルがハムストリングかを傷めたらしく交代をした。ベッカムが退場になった時点でJコールに代えてキングを投入し、守備に重点が移っていたので攻撃ができるはずもなく、オーストリアに攻められっぱなし。怒涛の攻撃を“守り切った”イングランド。 では何人かを選手別に評価していこう。 キャンベル: 約1ヶ月前に戦列に復帰して今回の代表にも選ばれたけど、なんでもないプレーで怪我をして途中交代。年齢のせいなのか、怪我が多いし治りも遅くなってる。リオとテリーが不動のコンビになってもおかしくない。控えにはカラガーやキングもいるし、そろそろ・・。 ベッカム: 前半は右サイドから左サイドのJコールへ何本も正確なロングパスを通してチャンスを作ってた。退場したものの、2枚目の場面は相手のシュミレーションでもおかしくない判定。大舞台で相手にしてやられて“大舞台に弱い”面も。とはいえプレーのみにおいては先のパスや献身的な守備も見せた。またベッカム退場後にイングランドの攻めがなくなったことを、イングランドにベッカムは必要な人材。 ランパード&ジェラード: クラブでのプレーとは裏腹に、2トップとの絡みや2列目からの飛び出しがほとんどなかった。それでも数少ないそういった場面では必ずチャンスになってただけにもっと攻撃的にいってほしかった。エリクソンから守備的にいるように言われたのか知らんけど、2人の持ち味がお互いを消しあってる印象もある。 クラウチ: 前半はクラウチにボールを当ててた。それがオーウェンのPK獲得に繋がったけど、強さが全然足りない。また先を読む力が足りないのか、周囲とあってないのか、ロングボールに対して相手に先に入られてしまい、後ろから無理やり取りに行こうとするからファウルをもらって、ボールを相手に渡してた。 チームとしての内容は良くなかった。途中で10人になったこともあって、後半は攻めの機会が全く無かった。それでも勝ち点3を上積みすることができた。 さてこれで水曜日はポーランドとの直接対決。勝てば1位で出場決定!!・・ と思いきや、他のグループの結果によって、各グループ2位の上位2カ国までに入ることが決まり、最終戦を待たずして出場が決まってしまった。 ・・・な~んか素直に喜べへん。もちろん出場が決まったことは嬉しい。でも・・腑に落ちひんというか、何というか・・。 ここはひとつ水曜のポーランド戦に勝って、グループ1位を決めてスッキリとワールドカップ出場に華を添えましょう。 ほな、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.09 20:53:51
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