それは、せん~せい~♪
先日のフランス語の始まりのお話です。当時の歌の先生のジョイントコンサートで、お仲間の先生の歌ったフォーレの「月の光」。このフランス歌曲に衝撃を受け、フランス歌曲を学びたいと思った20歳の頃。本気でやるなら、まずはネイティブの先生に初めからついて、美しい発音を身に付け、そして思いを乗せた言葉が出るには、言葉の壁を越えなければ!と勢いづき、フランス語を学ぶ決意。マンツーマンは、高くつくだろう。でも、バイトを増やせばいいや。その当時、母の勤務先には、近くの短大の外国人客員講師がお客さんで出入りしていたけど、フランス人はいなかった。私がフランス語を本気でやる宣言をしてから数週間後。「ちょっと、ニャンツー、今日、フランス人が来たわよ!」と母。そして、まだ日本語が話せないその先生に中国人の先生を仲介に英語で通訳して貰って、ファミレスで、レッスン交渉をすることに。私がフランス歌曲を真剣にやりたい話、将来の夢などを語り、頑張っていくらでも払うので、個人レッスンしてくださいと伝えてもらう。すると先生は、「僕は、お金は短大の仕事で貰う。僕も音楽は好きですし、貴女の力になりたいと思います。」なんと、タダで教えて下さいました。誠実なお人柄もさることながら、教え方も素晴らしかったです。語学が苦手なアホニャンツーの今があるのも、この出会いからです。今では、その先生(モーリス先生)は、京都の大学に行き、学習書も出されています。 そうそう、ゴホンといえば...この続きは、別枠へ。ちなみに龍角散じゃないよ。(写真は、そんないい先生に教わったのに、ペラペラ喋れないのかよ の図。)