今日のはちょっと難しい
今日の「YAGレーザー溶接例」はこれです。見た目は簡単そうなのですが、実はこういうのが一番難しいでのです。難しい主な理由は3つ。1つ目は、形状が丸いので真上から打つときにX,Yで動かせない。丸に沿って、手で動かさないといけない。2つ目は、形状が丸いので横から打つときは焦点が一点にしか合わない。3つ目は、盛り量をノギスで測れない。横からの写真でもわかるとおり、R形状で段々狭くなっていきます。このような形状はノギスなどで測れないので、どれくらい盛れているかは感覚に頼るしかない。と言うことですね。溶接内容としては直径で0,4mm大きくしていと言うことだったので片側で0,2mmの肉盛りということになります。一直線に横にダーッと動かして出来るような内容の溶接ではないので、盛り量の割には時間がかかるのです。 ←よろしければクリックしてくださいm(__)m